関学大・本荘監督「全体として、よく戦った」 慶大に善戦及ばず4強逃す

関学大・本荘監督「全体として、よく戦った」 慶大に善戦及ばず4強逃す

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/11
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準々決勝、慶大対関学大 先発した関学大・黒原は5回5安打4失点で降板した(撮影・柴田隆二)

<全日本大学選手権:慶大5-3関学大>◇10日◇準々決勝◇神宮

関学大(関西学生)が慶大(東京6大学)に惜敗し、57年ぶりの4強を逃した。慶大との対戦は52年の第1回大会決勝以来。2本塁打を放ったが、今秋ドラフト上位候補で最速151キロ左腕の黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)が5回4失点と誤算。69年前と同じ3-5で敗退した。

窮地でもファイティングポーズを解かない。3点を追う展開から、7回に中隈廉王外野手(3年=明徳義塾)の左翼線適時二塁打で2点差だ。9回も2死一、二塁まで攻め立てたが力尽きた。57年ぶりの4強を逃したが本荘雅章監督(50)は「全体として、よく戦った。持っているものをしっかり出せました。1歩及ばずでした」と吹っ切れた。

エース黒原が本調子ではなかった。1回、先頭への三ゴロ失策が発端になって犠飛と適時打で2失点。奮起したのが打線だ。2回に佐藤海都捕手(3年=市尼崎)が外角速球を完璧にとらえて左翼席へ。4回も大谷優斗内野手(4年=大社)が初球速球を強振して左翼にソロ本塁打。だが、豪快な2発で追いついた直後、黒原が踏ん張れない。

5回、押し出し死球と犠飛で勝ち越され、5回4失点で降板。10球団が視察するなか、最速149キロだったが球は上ずった。「自分の実力不足で負けた。ピンチで投げミスしない粘り強さを身につけないと」。8日松山大戦は7回1失点。62年ぶりの大会2勝に貢献した。佐藤も言う。「慶応は東京の大学で、打者も野手も僕らよりレベルが上。秋まで準備して、もう1回、ここに帰ってこられるように」。堂々と名門と戦い、さらに強くなるための糧にする。【酒井俊作】

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