翠富士が全勝キープで単独首位ターンも大混戦 関脇若隆景は5連敗のあと3連勝/春場所

翠富士が全勝キープで単独首位ターンも大混戦 関脇若隆景は5連敗のあと3連勝/春場所

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  • 更新日:2023/03/20
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碧山を寄り切って全勝を守った翠富士=エディオンアリーナ大阪(撮影・宮沢宗士郎)

大相撲春場所中日(19日、エディオンアリーナ大阪)初日から7連勝の平幕翠富士(26)は平幕碧山(36)を激しい突き合いの末、攻め続けて寄り切り8連勝。中日での勝ち越しを決め、単独トップで後半戦に挑む。

小結大栄翔(29)は平幕阿炎(28)を突きの応酬から前へ出て押し切り1敗を死守。18日に今場所初黒星の平幕高安(33)は平幕平戸海(22)のもろ差しから執念の寄り切りに屈して痛い2連敗を喫した。

関脇若隆景(28)は平幕錦木(32)を突き落としで下し、5連敗のあと3連勝。関脇豊昇龍(23)は元大関の平幕御嶽海(30)を寄り切り5勝3敗とした。関脇霧馬山(26)も小結翔猿(30)を右からの上手投げで制し5勝目。小結若元春(29)は平幕正代(31)に寄り倒され3敗目。小結琴ノ若(25)は平幕玉鷲(38)を寄り倒し6勝2敗とした。

ただ1人勝ちっ放しの翠富士が単独首位をキープ。1敗が大栄翔で、2敗で琴ノ若、正代、高安、遠藤、金峰山の5人が続き大混戦。

今場所は、横綱昇進を目指した大関貴景勝(26)が左膝の負傷で18日から休場。昭和以降では初めて横綱、大関不在という異例の事態となっている。

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