中国の乗用車市場、１０月は生産・販売とも増加
上海汽車集団の乗用車組立工場。（資料写真、寧徳＝新華社記者/魏培全）
【新華社北京11月21日】中国汽車工業協会（CAAM）が20日に発表した10月の乗用車生産・販売台数は、生産が前年同月比7.6％増（前月比0.7％増）の251万3千台、販売が11.4％増（同0.02％増）の248万8千台だった。1～10月は生産が前年同期比6.0％増の2073万1千台、販売が7.5％増の2066万4千台となった。
10月の乗用車4種類の生産・販売台数は、前月比でスポーツタイプ多目的車（SUV）とクロスオーバーが増加し、セダンと多目的車（MPV）が減少した。前年同月比ではSUVとMPVの生産・販売が2桁増となり、セダンは生産が微減、販売が微増し、クロスオーバーは生産・販売とも減少。1～10月ではSUVとMPVの生産・販売が前年同期比で大幅に増え、セダンは生産が微減、販売が微増し、クロスオーバーは生産・販売とも2桁減だった。
国内販売台数は10月が5.8％増（同1.8％減）の206万7千台、1～10月が0.7％増の1735万8千台。輸出台数は10月が50.5％増（同10.4％増）の42万1千台、1～10月が67.3％増の330万6千台となった。
