
仙台放送
宮城県は5月13日、対策本部会議を開き、県内に出していた「再拡大防止期間」を5月15日で終了することを決めました。1テーブル4人以下での会食の要請なども撤廃する一方、県民に対し引き続き「適切な感染対策」を呼びかけています。
県は13日、対策本部会議を開き、県民に対し1テーブル4人以下での会食などを求めていた「再拡大防止期間」について、病床使用率や重症者数が抑えられていることなどから、15日で終了することを決めました。
その一方で、新規陽性者数は下げ止まりで予断は許さないとして、「ワクチンの3回目接種」「教育・保育現場、高齢者施設などでの感染防止対策の徹底」などは引き続き呼びかける方針です。
宮城県 村井 知事
「日常生活の中で感染対策をとれば、このような安定した状況を続けられると判断。『どうぞご自由に』というコロナ前の状況ではない。県民の皆さんにご理解いただきたい」
また、学校の部活動については大会、練習試合の参加に制限はないものの、「バスでの長距離移動や団体行動による感染リスクの排除」を求めています。
西ノ入菜月 アナウンサー
「今回県が打ちだした方針について、街の皆さんはどんな意見を持っているのか伺いました」
仙台市 40代
「賛成」
Q.会食の制限解除されましたが
「会食と感染の直接的な原因がわからないので」
仙台市 20代
「賛成。東京の方が感染者多く遊んでいるのをよく見る。これくらいだったらいいのかな」
仙台市 高校生
「怖い気持ちもあるが、今まで通りにできるようになるならいい」
「今までたくさんがまんしてきたので、対策すれば、そろそろいいんじゃないかなと思う」
一方、こんな意見も。
仙台市 大学生
「今まで1波・2波みたいに波がある中で、それをOKしてしまうのは反対」
「行動変える予定はない」