神戸市内でも積雪、通勤や入試に影響 試験の開始時間変更、「予定通りなら間に合わなかった」安堵の受験生

神戸市内でも積雪、通勤や入試に影響 試験の開始時間変更、「予定通りなら間に合わなかった」安堵の受験生

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2023/01/25

10年に1度ともいわれる寒波と積雪で、神戸市内も24日から25日にかけて、市民生活の広範囲に影響が出た。交通機関が乱れ、学校園の休校や大学入試の時間変更が生じたほか、道の凍結で事故や転倒が多発。市民からは「覚悟していた」との声も聞かれつつ、異例の事態にため息が漏れた。

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凍結した道を登校する児童ら=25日午前8時2分、灘区高羽町4

市営地下鉄西神・山手線は25日、始発や早朝の時間帯は地上区間で速度を落として運行。最大約10分の遅れが出たが、午前11時過ぎに正常ダイヤに戻った。

市バスは、24日夜から25日昼過ぎまで一部路線を除いて運休し、その後順次運行を再開。中央区・三宮とポートアイランドや神戸空港を結ぶポートライナーは24、25日の2日間で計144本が運休し、約2万3千人に影響が出た。

25日午前、箕谷駅から神戸電鉄と市営地下鉄を乗り継いで三宮まで出て来た男性会社員(67)は「北区に住んでいるので雪には慣れている」と言いながら「バスまでが運休することはめったにない」と驚いた。

事故も相次いだ。市消防局によると、市内では24日午後3時から25日午後2時までの間、雪の影響による災害が計17件発生した。

灘区では幹線道路でトラックが横転し、運転手が軽傷を負った。歩行中に転倒し、けがをした人もおり、同局が把握した軽傷者は計32人に上った。

また、神戸市教育委員会によると、25日は、全体の半数近い139の市立学校園が休校になった。午前9時時点で、69校園が始業時間を繰り下げる「自宅待機」を決め、80校園は通常授業を行ったという。

大学入試では、神戸常盤大学(長田区大谷町2)が25日、一般選抜前期試験の開始を午前9時半から午後1時に変更した。

同大診療放射線学科を受けた豊岡市の男子高校生(18)は「タクシーで会場に向かおうとしたが、なかなかつかまらなかった」と振り返り「余裕を持って出発したけど、予定通り9時半の開始だったら間に合っていなかった。変更されてよかった」とほっとした表情で話した。

一方、市水道局には25日午後1時までに、水道管の凍結や水漏れ、凍結対策に関する問い合わせが計63件あった。同局によると、気温が氷点下4度になると、水道管が凍結し破損することがあるといい、担当者は「今後気温が上がれば、漏水被害が増える可能性もある」と指摘した。

さらに、市環境局によると、25日に集められなかった家庭ごみがあるといい、26日以降に順次収集していくという。同局は「両日のごみが混在しないよう協力してほしい」と呼びかけている。

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