意外と知らない?【お金の数え方】 数えるときのポイントやお金の単位とは

意外と知らない?【お金の数え方】 数えるときのポイントやお金の単位とは

  • Domani
  • 更新日:2023/01/25

お金を数える際、「札勘(さつかん)」を取り入れると早く正確に数えられます。今回の記事では、札勘について解説。マスターする方法や練習のポイント、お金の単位もチェックし、ぜひ生活に取り入れて活用してください。

Contents

お金の数え方を知る人は意外と少ない?

「札勘」で正確にお金を数えよう

お金の数え方、札勘の手順は

札勘の横読みについて

お金の数え方、札勘の練習方法について

最後に

お金の数え方を知る人は意外と少ない?

お金の数え方を正式に習う機会って、ほぼないのではないでしょうか。お金の数え方を知る人は割と少ないかもしれません。

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お金を数えるとき、用いる単位は

お金を数えるときは「枚」や「個」といった単位を用いるのが一般的です。「1万円札10枚、10円玉硬貨10個」という具合に、紙幣と硬貨で「枚」や「個」を使い分けることもあります。

また、銀行の両替などで見かける棒金を数えるときの単位は「本」を使います。棒金とは、同種類の硬貨50枚を専用セロファンで包んで1本の棒状にしたもので、正式な名称は「包装硬貨」です。棒金は「10円棒金1本」という具合に数えます。

「札勘」で正確にお金を数えよう

札勘とは「札勘定」の略称で、お札を数えることです。

札勘は、紙幣を素早く正確に手で数えるスキルとして知られています。多額の現金を扱う銀行などの金融機関では、札勘の研修や検定などを実施しているところもあります。

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札勘にはこんなメリットも

札勘ができると、より早く正確に、お金を数えることができます。また、異なる券種を簡単に発見できるため、数え間違いを見つけられたり、数え間違いを防ぐことができたりします。

業務で現金を扱うとき、より効率的になるのも利点。また、冠婚葬祭やパーティーなど現金のやり取りが発生する際も、札勘だと正確に早くお金を数えられ、覚えておくと便利です。

札勘は、ポイントを押さえて練習すれば誰でもマスターできます。

お金の数え方、札勘の手順は

札勘には、紙幣を片方の指で挟んで固定してから、もう片方の指で紙幣を数えていく「縦読み」と、片方の手で紙幣を持って、もう片方の手で紙幣を扇の形に広げてから数える「横読み」があります。

縦読みと横読みにはそれぞれ異なるメリットが存在します。札勘1回のなかで、縦読みと横読みの両方をすると、正確さがより増します。

縦読みで紙幣を数えるには

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1)整えた紙幣を縦に持って、左手中指と薬指の間に挟む。中指は少し曲げてもいい
2)指の間に挟んだまま紙幣を折り曲げる。そのあと、左手の人差し指と親指を使って、紙幣の上部を少し強めの力ではさむ
3)右手で紙幣の右上部をつまんで紙幣が広がるように動かしていく
4)右手の中指・人差し指の両方を使って、紙幣右上部をはさんで固定する
5)右手親指の腹で、紙幣の1枚を下に少しずらす
6)ずらした紙幣に少し空間ができるので、そこに右手の薬指を少し入れる
7)右手の薬指でずらした紙幣を優しくおくる
8)上記の3)から7)を繰り返す。そうすることで紙幣を数えていく
9)最後の1枚の紙幣を中指でパチンとはじき、紙幣が重なっていないかを確認

縦読みは、券種が混在していないかの確認がしやすいという特徴があるため、札勘は縦読みからはじめることがほとんどです。

縦読みで数えるときのポイントは

<左手の中指・薬指に力を入れる>
紙幣の固定が安定していないと、紙幣を数えるごとにずれが生じます。固定の力が弱すぎると紙幣を落としてしまいますので、紙幣を指でしっかりと固定し、安定させましょう。

<左手の親指・人差し指には力を入れ過ぎない>
左手親指と人差し指でギュッと紙幣をつかんでしまうと、右手で紙幣をめくるのがスムーズにいかなくなります。紙幣をしっかり固定して安定させるのは左手中指と薬指の役割なので、左手親指と人差し指には力を入れ過ぎないようにしてください。

どうしても親指・人差し指に余計な力が入ってしまうという場合は、左手中指と薬指に力が入り過ぎているのかもしれません。少し緩めてみましょう。練習を重ねていくことで、それぞれの指のほどよい力加減がわかります。

<指のすべり止めを使う>
縦読みをする際、手の油分が少ない人は、紙幣がすべりがちでスムーズにいかないことがあります。どうしても難しい場合は、指サックや紙めくりクリームを使うといいでしょう。

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札勘の横読みについて

横読みは利き手によって紙幣を持つ手が変わります。

右利きの方は、左手に紙幣を持ち、右手で紙幣を数える
左利きの方は、右手に紙幣を持ち、左手で紙幣を数える

紙幣を数える手順はどちらも同じです。

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横読み

右利きの方を例にとって、説明します。

1)縦にした紙幣を整えたら、左手で紙幣の下を持つ
2)左手の親指で紙幣下部を固定したら、右手を使って紙幣を斜め下に倒して回転させていき、扇の形になるよう広げる
3)扇の形に広げるときは、右手で紙幣を包み込むようにし、力を均等に加える
4)紙幣が扇の形になったら、5枚ずつ端から紙幣を数える。5枚だと数えにくい場合は、3枚や4枚ずつでもかまわない

左利きの人は、それぞれの手が逆になります。

縦読みよりも早く正確に紙幣を数えられるのが横読みです。縦読みで券種が混在していないかを確かめながら数えた後、横読みをしましょう。そうすることで、ダブルチェックができます。

横読みで数えるときのポイントは

<きれいな扇の形を作る>
きれいな扇の形を作るには、紙幣を固定している手の親指の先に力を入れ、安定させるのが大切です。数える方の手は、スナップを効かるように使い、扇の形を作りましょう。

お金の数え方、札勘の練習方法について

札勘を練習するときは、次のことを意識してみましょう。

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練習用の模造紙幣を使う

本物の紙幣を使って練習してもよいのですが、紙幣を何十枚も用意するのは容易ではありません。さらに、紙幣が紛失したり破れたりする心配もあります。

「模造紙幣」は、本物の紙幣によく似た大きさと質感で作られており、銀行でも練習に使われています。練習用に模造紙幣を使ってみるのもよいでしょう。

少ない枚数から練習し、慣れていく

いきなり50枚や100枚を数えても、うまくいかないことがほとんどです。最初は10枚から練習しましょう。10枚に慣れたら次は20枚という具合に、少しずつ枚数を増やすのがおすすめです。

札勘については、紙幣を数えるときの上限は50枚くらいが適しているかもしれません。紙幣が多くなると持つのも数えるのも大変になり、かえって正確さを欠いてしまうからです。

最後に

練習すれば、誰もが素早く正確にお金を数えることができる札勘は、使えるようになるととても便利です。回数を重ねればマスターできますので、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。

益田瑛己子

ライター・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー。金融機関の営業職として長年勤務し、現在はライター(ブック・Web)と就職支援をメインに活動中。3人の子供が自立し、仕事と趣味を謳歌している。
ライター所属:京都メディアライン

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