[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のウッズ副総裁は19日、新型コロナウイルス流行時には政府の対策で抑えられていた銀行の減損が拡大しているとの認識を示した。

9月19日、イングランド銀行(英中央銀行)のウッズ副総裁は、新型コロナウイルス流行時には政府の対策で抑えられていた銀行の減損が拡大しているとの認識を示した。写真は7月、ロンドンで代表撮影(2023年 ロイター)
CNBCテレビで「銀行セクター全体で現在減損が拡大している」と指摘した。ただ非常に低い水準からの増加で人々が警戒するようなものではないとし、中銀として注視していると説明した。
また中国の不動産部門に対する英銀のエクスポージャーを中銀は監視していると述べた。