オリジナルレシピも公開♪ 最先端ノンアルコールバーの楽しみ方

オリジナルレシピも公開♪ 最先端ノンアルコールバーの楽しみ方

  • CREA WEB
  • 更新日:2021/05/07

世界的な潮流でみると、NY、ロンドン、パリではヴィーガン人口の高まりにつれ、ノンアルコールが魅力的というムーブメントが確かにあるといい、宗教上飲酒を禁じている人の割合が多いシンガポールでも、おしゃれなノンアルコールバーが増えているのだとか。

日本でもコロナ禍の影響で家呑みの機会が増え、新しいノンアルコールの飲み物が続々とショップに並び活況を呈している。美と健康のためアルコールの分解で体に負担をかけたくないと考える人の間でも、この新しい潮流は歓迎されている。

ノンアルカクテルで思いっきり五感を刺激

No image

六本木にある「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」で、マネージャーの菅谷健さんに、最先端のノンアルコールの楽しみ方を教えてもらうことに。

「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」は、2020年7月にオープン。「お酒でもない、ソフトドリンクでもない、新感覚のノンアルドリンク」というコンセプトのもと、味覚だけではなく、視覚や嗅覚、触感や聴覚をも刺激する工夫が店中にちりばめられている。まるで宇宙空間のような、フィーチャリスティックなバーだ。

まずは一番人気のスペシャルなカクテルをご紹介。

フルーツを詰め込んだボトルがフォトジェニック

◆A Real Pleasure ゼロ(0)になる

No image

A Real Pleasure ゼロ(0)になる 1,500円。

バジルとヴェチパーなどのハーブが香る、爽やかで上品な一杯。フルーツを詰め込んだボトルでサーブする。

メープルシロップの甘さとレモンの爽やかさが上品で魅惑的な飲み物。ひとくちいただくと、自然と笑みがこぼれるような高揚感を味わえる。

スパイシーなカレーの香りを閉じ込めた不思議なドリンク

◆C. Halley’s Comet C. ハレー彗星

No image

C. Halley’s Comet C. ハレー彗星 1,000円。

ノンアル白ワインにカレーリーフやクミン、カルダモンやシナモンで香り付けをし、七味で辛さも加えた、類をみない新感覚ドリンク。玄米茶ベースのスモークがあしらわれていることからも分かるように、南インドのスパイスカレーの香りを総動員して創造されたカクテル。

口の中で広がるのはカレーの風味なのに、おいしいドリンクであることで、頭が軽くパニックを起こし、それによって気持ちがハイになっていく。まったくミラクル。

こちらの「C. ハレー彗星」のような、オリジナルのノンアルカクテルが、毎月3~4つのペースで生み出されている。

五感が騙されるアミューズメントな異空間体験

アルコール以外のすべての手段を使って、私たちを楽しませてくれるのが、「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」だ。

バーの鏡ひとつとっても、それは少しゆがんでいて、まるで酔ったような、はたまた無重力のような空間を演出していたりする。

サングラス型のスピーカーを貸してくれて、ASMRサウンドを聞きながら、ドリンクを愉しむこともできる。紙をやぶったりはさみでチョキチョキと切ったり、脳が心地良いと感じるとされる音を聞きながら、バーで過ごす時間は他では味わえない。

また、CBDオイル(大麻から幻覚成分THCを抜いた成分のオイル。WHOでも公式に認められている)も用意され、カクテルに1滴いれてもらうことも。CBDオイルが初めての人はごく少量から試してみては?

仕事を終え、自分時間へのきっかけとしてアルコールを利用しているような人にとっては、緊張からリラックスへの転換となるだろう。

「g トニック」「ローズベリー」オリジナルカクテルのレシピ公開

「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」のマネージャー菅谷健さんに、CREA読者のために、オリジナルカクテルのレシピを特別に教えていただいた。

まるでハイボールのような「g トニック」と、華やかな「ローズベリー」の2つのレシピを公開しよう。

◆レシピ① 「g トニック」

まるでハイボールのような小気味よさ

No image

ノンアルコール白ワインとトニックウォーターのカクテル。

黒コショウがアクセントとなり、まるでハイボールのような爽快感があふれる。

【材料】

・ノンアルコール白ワイン:30ml
・トニックウォーター:30ml
・バジル:1枚
・あればローズマリー:2房
・黒コショウ:ひとふり

No image

【作り方】

(1) ノンアルコール白ワインとトニックウォーターを大きめのワイングラスにいれる。

(2) バジルとローズマリーをあしらう。

No image

(3) 最後に黒コショウをひとふり。飲んでみて刺激が足りなければ好みで足しても。

◆レシピ② 「ローズベリー」

華やかで贅沢なショートカクテル

No image

【材料】

・苺(冷凍したもの):2粒
・クランベリージュース:40ml
・ローズ花びら(乾燥):10g
・シロップ(砂糖水):5ml
・あればローズマリー:1房
・氷(冷却用に)

No image

【作り方】

(1) 冷凍苺はそのまま。そこにクランベリージュースとローズの花びらを入れ、ブレンダーにかける。

No image

(2) 氷を入れてかき混ぜるなどして冷やす。濾す必要はない。

No image
No image

(3) カクテルグラスやワイングラスに注ぎ、あればローズマリーを飾る。

ノンアルカクテルとモクテルの違いにも一過言

「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」の菅谷健さんは、ノンアルカクテルのレシピ開発において、気づかざるを得ないことがあったという。それは、従来のお酒用のカクテルレシピを、ノンアル材料でそのまま作ると、どうしてもお酒の劣化版になってしまいがちということ。

「例えば、マティーニやモスコミュールを作るために、ノンアルコールのジンやウォッカに変えても、まったく別の刺激のない飲み物になり果ててしまいます。最近はだいぶ変わってきていますが、従来のノンアル飲料は甘さだけや酸味だけが強いものも多かったですし」

そこで菅谷さんは、ノンアルコールでもマティーニのような繊細さを再現するのに、ハーブの香りがする水にしたり、レモンピールをしぼったオイルをあしらったり。

味を繊細、かつ複雑にする工夫をした。ここで使われるマジックは、「ハーブ、スパイス、煙」の3つ。

フルーツのジュースの自然な甘みやとろみを活かし、さらにそれにハーブやスパイスを重ねていくことで、重層的だけどしつこくない繊細な味を実現。さらに香りのするスモークが嗅覚から味覚にゆっくりと届く。

先に紹介した「ハレー彗星」のように、五感に訴え心に刺激を与えるレシピへとシフトチェンジしていったのだそう。

飲んでも単純に素材を探しあてられない楽しさ。これが「0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE」の理想的カクテルなのだ。

これらのノンアルカクテルの味の重層性には目を見張るものがあった。バーテンダーとコミュニケーションを取りながら、味の奥行を楽しみたい。

菅谷さんは言う。

「カフェにはなぜコーヒーメニューばかりなのか。近いうちにこれらノンアルカクテルがスタンダードになって、カフェのソフトドリンクメニューの中に、見いだせる日が来るのではないでしょうか」

No image

0% NON-ALCOHOL EXPERIENCE

所在地 東京都港区六本木 5-2-4
https://www.0pct.tokyo/

写真=平松市聖
文=CREA編集部

CREA編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加