巨人・菅野智之、開幕投手ピンチ 右肘の張りで1回緊急降板...

巨人・菅野智之、開幕投手ピンチ 右肘の張りで1回緊急降板...

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  • 更新日:2023/03/19
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菅野が肘の張りを訴え、緊急降板。開幕に暗雲だ(撮影・斎藤浩一)

(オープン戦、巨人5-4日本ハム、18日、東京D)巨人の開幕投手候補、菅野智之投手(33)の調整に暗雲が垂れ込めた。先発しながら肘の張りを訴え、1回2安打1失点で緊急降板。原辰徳監督(64)が険しい表情で明かした。

「私の中でも頭が痛いところ。幸いまだ日にちがある。(開幕ローテーション入りは)本人がどういうモチベーションを持ち続けているか、というところでしょうね」

3月31日の中日との開幕戦の舞台、東京ドームのマウンドでエースに異変が生じた。4回無失点と好投した11日のオリックス戦(京セラ)から中6日の登板で最速は144キロ止まり。変化球中心で2安打を許して失点し、わずか21球で降板。この日、声出し応援が解禁となった本拠地は、交代のアナウンスに大きくどよめいた。

首脳陣は今カードを開幕投手を含めたローテ決定の目安としていた。しかし、阿波野投手チーフコーチは「他の投手も含めてどういうカードを切っていくか。(菅野は)考えていた通りにはいかないかもしれない。状態を聞いて改めてプランニングする形。明日以降に報告を待ちたい」と再考する考えを示した。

菅野にも可能性は残されるが、開幕投手候補は新外国人のグリフィン(前ブルージェイズ)、ビーディ(前パイレーツ)、WBC日本代表に参加中の戸郷らとみられる。投の柱を欠く船出となるかもしれない。(谷川直之)

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