【袴田事件】「検察は特別抗告すべきでない」弁護団・支援者らが3月20日に迫った特別抗告の期限を前に集会で訴え 静岡・浜松市

【袴田事件】「検察は特別抗告すべきでない」弁護団・支援者らが3月20日に迫った特別抗告の期限を前に集会で訴え 静岡・浜松市

  • 静岡第一テレビ
  • 更新日:2023/03/20
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静岡・浜松市中区で3月19日、袴田巌さんの弁護団と支援者が集会を開き、裁判のやり直しが認められた高裁の決定に対し、「検察は特別抗告すべきでない」と訴えた。関係者によると、東京高検は最高裁に特別抗告する方向で検討しているという。

静岡・浜松市中区で3月19日、袴田巌さんの弁護団と支援者が集会を開き、裁判のやり直しが認められた高裁の決定に対し、検察は特別抗告すべきでないと訴えた。

(袴田巌さんの姉・袴田ひで子さん)

「57年戦ってやっと再審開始でございます。しらぬ間に90歳になりました。一区切りがつくのかなと思っています。」

1966年に旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さんを巡り、3月13日東京高裁が裁判のやり直しを認めた。しかし、検察がこの決定に不服がある場合、20日までに「特別抗告」すれば再び最高裁判所で審理されることになる。19日の集会に袴田さんは姿を見せなかったが、支援者ら約160人が集まり、弁護団が「特別抗告はすべきでない。どんなことがあろうと弁護団は袴田さんの無罪を勝ち取る」と訴えた。関係者によると、東京高検は最高裁に特別抗告する方向で検討しているという。

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