なぜか希少車になっていったAE92【1】ハチロクの後継車、最大の販売台数を記録したAE92の人気|1988年式 トヨタ スプリンター トレノ

なぜか希少車になっていったAE92【1】ハチロクの後継車、最大の販売台数を記録したAE92の人気|1988年式 トヨタ スプリンター トレノ

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  • 更新日:2022/11/27
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80年代後半、あれだけ街にあふれていたAE92レビン/トレノ。しかし、いつの間にか見なくなり、すっかり希少車の仲間入りをしてしまった。そんな「希少車」と出合い、オーナーになってしまった若者がいる。学生で、しかも女性であるオーナーとAE92のハチマル生活を紹介しよう。

【 1988年式 トヨタ スプリンター トレノ Vol.1】

本誌前号で大特集したAE86。人気投票でも1位を争う、ハチマルを代表するクルマだ。しかし、その後に登場したAE92はバブル期に突入したことで、レビン/トレノとしては最大の販売台数を記録。レビン/トレノ伝統の走りの良さよりも、女性に人気の高いZ20ソアラのデザインに似せることで、当時はやったデートカーとしてのイメージを持っていた。男性が多かったAE86ファンの中にはFFになったことを嘆く人もいたが、当時の日本は全体的にFF化がクルマの進化の方向性だと思われ、当たり前のように受け入れられていた節もあり、決してAE86より人気が下がったわけではなかった。

また、何よりAE92の発売によってAE86の中古車両が買いやすい価格に下落し、サーキット走行を楽しむ人にとっては大歓迎の状況でもあったのだ。89年のマイナーチェンジによってスーパーチャージャー搭載のGT‐Z登場などのトピックスもあり、その販売期間を通じて大ヒットし続けたAE92だったが、1989年以降はNAロードスター、R32GT‐R、スープラ、FD、NSXなど本格的スポーツカーが登場し、次第に人気は埋もれていった。

>>【画像21枚】当初はレギュラーガソリン仕様だったが、1989年のマイナーチェンジ以降はハイオクガソリン仕様となった4A-GE型エンジン。エンジン自体に大きく手は入っていないが、エキパイのみワンオフで製作されたものが装着されている。タワーバーはTRD製

>> トレノとして最後のリトラクタブルヘッドライト採用車種となったAE92。ライトをせり上げても下げても個性的な表情を作る。ボンネットのエンジンフードにはカーボンシートがラッピングされ、スーパーホワイトⅡのボディーカラーを引き締める役割を果たしている。ちなみにフロントには前オーナーが取り付けたスタビライザーが付く。サーキット走行などは行っていなかったが、街乗りの際、しっかりした挙動で安心感を与える。もちろんリアにもスタビライザーを装着。

>> どことなく20ソアラを意識したリアビュー。ちなみに前期型はGT-APEXがもっとも販売台数が多い。グレードはAE86と同じくGT-APEX、GTV、GTをラインナップ。89年のマイナーチェンジでスーパーチャージャーが装備されたGT-Zをラインナップ。リアスポイラーはほぼすべてのAE92に装着されているが、実はオプション。これがついていないとAE92と判別できない人も多い。

1988年式 トヨタ スプリンター トレノ(AE92)SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4255×1665×1300
ホイールベース(mm) 2430
トレッド前/後(mm) 1430 / 1410
最低地上高(mm) 150
車両重量(kg) 1020
エンジン型式 4A-GE型
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1587
ボア×ストローク(mm) 81.0×77.0
圧縮比 9.4:1
最高出力(ps / rpm) 120 / 6600
最大トルク(kg-m / rpm) 14.5 / 5200
変速比 1速 3.166 / 2速 1.904 / 3速 1.310 /
4速 0.969 / 5速 0.815 / 後退 3.250
最終減速比 4.312
タンク容量(L) 50
最小回転半径(m) 5.2
乗員定数(名) 5
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション前 ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付き)
サスペンション後 ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付き)
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ディスク
タイヤ 185 / 60R14(前後とも)
発売当時価格 159.1万円

【2】に続く

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