
7回、タイムリーを放つポランコ(東スポWeb)
新助っ人の活躍がチームを救った。巨人の原辰徳監督(63)が5―2で勝利した13日の中日戦(東京ドーム)後、4打数4安打1打点と大暴れしたグレゴリー・ポランコ外野手(30)を絶賛した。
勢いが止まらなかった。初回の1打席目で二塁打、4回の2打席目で内野安打を放つと、6回の3打席目では右前打を放って猛打賞を記録。覚醒ムードを漂わせた新助っ人は、2―2の同点で迎えた7回二死一、二塁から三遊間の隙を突く値千金の勝ち越し適時打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
これで前日のDeNA戦(横浜)から7打席連続安打と、驚異の集中力を継続。1930年にレジェンド・川上哲治氏が記録した連続打席安打「9」にあと少しまで迫る勢いを見せている。
これには指揮官も脱帽。「このところちょっとストレスもたまっていたんですけど、そういう意味では少し疲れも抜けてきたというかね。彼もウォーカーと共に献身性のあるプレーヤーでね、少々(守備の)ミスも目立つケースが無きにしもあらずですけど、それを上回る練習量も含め、結果も残してくれているので、それは良かったと思います」と、外野の両翼を担う同じく新助っ人のウォーカーと共に好評価の声を寄せた。
原監督の言葉通り、守備では精彩を欠く場面も見られていたポランコだが、失敗を取り返そうと日々猛練習で欠点のカバーに尽力。バットでも最高の形で結果を残しており、原巨人の打線の核を担う強力な一枚となっている。
東スポWeb