
つんく♂
音楽プロデューサー、つんく♂(54)が19日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。天才についての持論を語った。
「天才って言われるの気持ちいいっぽい」と聞かれ、○の札を出したつんく♂。筆談で「ただ、俺は自分を凡人って思ってる。天才って仕事をずっと続けられないって思うんですよね。湧き出てくるとか。思いつくとか。僕らの仕事は締め切りがあって予算があっていろんな縛りの中でやる。というプロと考えています」と告白。天才は瞬発力といい、「だから物まねは大事って思いました。分析力」とした。
プロデュースしたアイドルでは、歌手、松浦亜弥(37)について「松浦は器用不器用でした。上手いんだけど、なんでもかんでもできこなす子ではない。なので、あの子に会う曲を作る」と説明。「モーニング娘。こそ、ある種、凡人の集まり。こちらもプロとしてあの子たちにあう曲を時代やメンバーの顔ぶれを考えて作る」とした。
「シャ乱Q時代から曲の作り方は根本的に変わらないっぽい」と聞かれると○の札を出して、「ロック魂です。時代に媚びない。これを念頭に置いています。じゃないとブレるんです」とポリシーを強調。番組MCのフリーアナウンサー、神田愛花(43)が「モーニングコーヒーはこびこび」とモー娘。のデビュー曲について指摘すると、笑いながら「それは衣装やMVに引っ張られてくれた結果です。いいお客さんです」と媚びないのはあくまで音楽だとしていた。