阪神ドラ1・下村海翔「号泣敗戦投球」で露呈した岡田監督絶賛「カットボール」の未熟度

阪神ドラ1・下村海翔「号泣敗戦投球」で露呈した岡田監督絶賛「カットボール」の未熟度

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  • 更新日:2023/11/22
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明治神宮野球大会・大学の部の決勝が11月20日、神宮球場で行われ、大学4冠を狙った青学大(東都)は慶大(東京六大学)に0-2で敗れた。

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阪神からドラフト1位指名を受けた下村海翔投手は、6回から2番手で登板。2回1/3を投げ無安打ながら2四球2失点でチームは敗戦。大学最後のマウンドだっただけに、試合後は悔し涙を流していた。

下村は「何年後かに、この経験があったからこそ、こういう選手になれたと言えるように、この悔しさを乗り越えていきたいです」とプロでの雪辱を誓っていたが、21日放送の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)に出演した阪神OBの福留孝介氏は、下村が来季阪神の先発ローテに加わることに期待を寄せていた。

下村といえば、阪神岡田彰布監督が「カットボールがエグい」と評価していた。しかし、この試合の映像のカットボールを見た福留氏は、

「ちょっと曲がりが早い。プロに行ったとき、外のボールを振ってくれずに(バットを)止められると、(アウト)カウントが増えなくなってくる」

と問題点を指摘。ただ、プロで下半身が鍛えられ、粘ってボールをリリースできようになれば変わってくると付け加えた。

「これだけの武器があって何でも器用にこなせるので、先発陣はしっかりしていますけどそこに十分に割って入れる」

と来季の活躍に期待していた福留氏。すでに課題は見えているだけに、開幕1軍を目指して欲しいものだ。

(鈴木十朗)

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