

こんにちは、出版甲子園です!
私たち出版甲子園は、「学生の、学生による、学生のための出版コンペティション」です。
全国の学生から「こんな本を書きたい!」という出版企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしています。
今記事では11月26日に開催される「第19回出版甲子園決勝大会」に出場する企画の紹介をしていきます!
今回は「京都・出町は今日も元気だ!」(青木悠さん)です!
企画の内容

鴨川を渡った先には、あったかい「居場所」があった——。
大学進学を機に大阪から単身京都にやってきた女子大生の筆者が、鴨川のほとりにある出町桝形商店街で出会った一軒のカフェ「びぎん」。出迎えてくれたママの波瀾万丈な身の上話に悩みを吹き飛ばされたその日から、商店街に少しずつ足を踏み入れることになる。
「びぎん」から始まった出町の人々との日々は、商店街に掲げられる「今日も元気だ!」の標語に違わずユニークで賑やか。祇園のママとお酒を酌み交わしたり、乾物屋さんから町の歴史を学んだり、かの有名な祇園祭の裏側を知ったり……個性豊かな京都人と京都の伝統に揉まれつつ、「家」でも「学校」でも「職場」でもない、「地域」という新たな居場所 に溶け込んでいく。
一介の女子大生はいかにして下町コミュニティの一員になったのか。エモでレトロであったかい。あなたが知らない ニッチな京都 を京大生がみずみずしく描くエッセイ。

出版甲子園実行委員のイチオシポイント!
レトロでエモい!
京都という土地柄に加え、ミニシアターなどまさに“昭和レトロ”の姿を残している出町の魅力がたっぷり伝わってくる企画。
あなたもレトロな空気感に浸ってみませんか?
日々のお供に!心温まるエッセイ
今日では珍しくなってきている地域コミュニティでの深い交流を描く本企画は、地域特有のあったかさを持っています。
やわらかい文体でいきいきと描かれた出町での素敵な日常は、日々の疲れを癒してくれるはず。
個性豊かな登場人物
出町にはまるで物語のキャラクターのような個性豊かな人々が暮らしています。
破天荒なカフェオーナー・「桂さん」や、御所勤めの経験がある乾物屋店主・「おとうさん」などなど、この企画を通して個性豊かな住人と出会えるかも⁉
おわりに
「京都・出町は今日も元気だ!」、いかがでしたでしょうか?
第19回出版甲子園決勝大会は11月26日 13:00より開催されます。
今回紹介した青木さんを含む8組の企画者が、現役出版業界人を前に熱いプレゼンバトルを繰り広げます!
大会の様子はYouTube LIVEにて生配信されますので、ぜひご覧ください!
大会の詳細はこちらから!
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