英に移り住んだ人数、6月までの1年が過去最多に=政府統計

英に移り住んだ人数、6月までの1年が過去最多に=政府統計

  • ロイター
  • 更新日:2022/11/25

[ロンドン 24日 ロイター] - 英国家統計局の24日の発表によると、今年6月までの1年間に英国に移り住んだ人が英国を離れた人との差し引きで約50万4000人となり、1964年に統計を取り始めて以降で最多となった。欧州連合(EU)以外からの流入増加がけん引した。これまでの最多は2015年の33万人強だった。

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英国家統計局の24日の発表によると、今年6月までの1年間に英国に移り住んだ人が英国を離れた人との差し引きで約50万4000人となり、1964年に統計を取り始めて以降で最多となった。写真は11月9日、ロンドンのヒースロー空港で撮影(2022年 ロイター/Toby Melville)

長期の移住者が110万人と前年比で43万5000人増えた。ウクライナやアフガニスタンからの移住や香港の英市民権保持者の移住を受け入れる新査証制度に基づく流入が約13万8000人。コロナ禍で渡航を控えていた人の移動が再開したことや、リモート学習をしていた外国人留学生の入国も影響したという。

英国を離れた人はEU域内の市民権保持者が最も多かった。

英国のEU離脱を問う2016年の国民投票では、移民増加問題が焦点の1つだった。英政権は移民の純流入数を年間10万人未満にする目標を掲げていたが、当時のキャメロン首相には移民数を抑制できていないとの批判が集中。ただ、最近は英産業界の幹部らが政府に対し、

英経済成長のため移民規制をなくすよう要望している。

今回の統計には英仏海峡を小型ボートなどで渡る密入国者の数は入っていない。24日の別の政府発表統計によると、今年1─9月に英仏海峡を小型ボートで渡ったと密入国者は確認ベースで3万3029人。

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