「モルヒネ」などの医療用麻薬を取り扱う免許証の手続きで、県くすり政策課の職員が医師1人の免許証などを別の医療機関に誤って送付していたことがわかりました。県による個人情報の漏えいはことしに入ってこれで5度目となります。
県が誤って送付したのは県内の医療機関に勤める医師1人の医療用麻薬の免許証と麻薬業務廃止届で、医師の氏名や住所などが書かれていました。
県によりますと12日、県内2つの医療機関へ免許証を送付するためすでに封筒を分けて内容物とあて先のダブルチェックを済ませていましたが、この医師の免許証と書類を追加する際に、封筒を入れ間違ったということです。
県は今後、追加作業の際もダブルチェックを徹底し再発防止に努めるとしています。