【石川博子さんの好きなもの】「好き」を再確認できたスリッパ

【石川博子さんの好きなもの】「好き」を再確認できたスリッパ

  • クウネル・サロン
  • 更新日:2022/09/23
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心の支えとなっているもの、暮らしで頼りにしているもの。「愛するもの」についてのストーリーを語っていただきました。

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石川博子/いしかわひろこ

ファーマーズテーブル店主

スタイリストを経て、1985年に暮らしの雑貨を扱う『ファーマーズテーブル』をオープン。著書に『「ファーマーズテーブル」石川博子わたしの好きな、もの・人・こと』(主婦の友社)。

雑貨店『ファーマーズテーブル』をオープンして37年になる、オーナーの石川博子さん。定番商品のひとつが、『ワランワヤン』のモロッコの革製スリッパ、バブーシュ。石川さん自身も愛用して20年以上経つのだとか。

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石川さんのバブーシュは、2年ほど愛用中。元のベージュが飴色になり、革が柔らかく足になじんでいるそう。愛犬のアデと一緒に。

「いいスリッパを探していたときに、 バブーシュに出合ってからはこればかり。モロッコの1人の職人さんが手縫いで作っているから、1日に1足作れないことも。でも時間をかけて丁寧に作られているので、作りがしっかりしていて、今履いているものは、2年は履いていますが、ステッチも全然ほどけません」

「決して安いものではないので、 1年も履かないうちにボロボロになってしまったら、納得できないですよね。 最初に買ったバブーシュは、5年くらいは履いていたと思います。自分も使っているから、使い込んだうえでの良さを人にも伝えられます」

\心地がいいものと長く付き合いたい/

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バブーシュは、モロッコ の1人の職人がすべて手縫いにこだわって制作。 クロス模様が手刺繍されたこのタイプは、次回の入荷は未定だそう。

石川さんはバブーシュの手作りならではの形と、使うほどに味が増すところが気に入っているそう。

「アンティークが好きな理由と同じですが、使っていくうちに表情が変わり味が出るものが好き。革は履いているとどんどんシワができて、足になじむのがいいですね。今これを作っている職人さんは1人しかいないから、その人がいなくなったらもう買えない。でも、同じものを作ってもつまらないし、 次も素敵なものを考えてくれるという信頼が『ワランワヤン』にはあります」

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来客用のスリッパは、お店で長い間扱っていたかごに立てて入れて玄関に。両足の形が少しふぞろいなペアがあるのもご愛嬌。

好きなものはそんなに変わらないという石川さんの<好き>の基準は?

「心地がいいことですね。最初にものと出合うときは、使っていないからわからない。好きだなと思ってまず自分で使ってみると、意外と使い勝手が悪いものもあるんですよね。そんなときは作り手の意図を聞いたり、デザインが好きだからと受け入れることも。使ってみた感想はぶつけるだけぶつけるんです。ものを通して、言葉のキャッチボールをするのも好きですね」

『クウネル』2022年7月号掲載

写真/有賀傑、取材・文/鈴木麻子

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sasamoto chihiro

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