困難と戦った川口春奈、その女優人生 “令和の月9”で連ドラ主演に返り咲き

困難と戦った川口春奈、その女優人生 “令和の月9”で連ドラ主演に返り咲き

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  • 更新日:2021/05/04
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公式HPより。

過去に苦い経験をした女優・川口春奈さんの復活劇。彼女のファンであれば喜ばしいこと、このうえないでしょう。

川口さんは現在、TBS系の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』に主役として出演中。実は、この枠で主演を務めるのは、なかなかの大抜擢なんです。

今回は恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が、これまでの川口春奈さんの女優人生を振り返っていきたいと思います。

■2013年、“低視聴率女優”のレッテルを貼られ……

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(C)Getty Images

TBS系で火曜22時から放送されている火曜ドラマは、2016年に『逃げるは恥だが役に立つ』が大ヒットして以降、ラブコメ路線を強化してきました。特に去年は『恋はつづくよどこまでも』、『私の家政夫ナギサさん』、今年は『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』とラブコメドラマのヒット作を量産しているんですよね。

そうやって考えると、1990年代に同じように恋愛ドラマでヒット作を連発していたフジテレビの月曜9時枠、“月9”を思い出しませんか? 筆者は勝手にこのTBSの火曜ドラマを“令和の月9”と呼んでいるのですが、要するにTBSの火曜ドラマに主演するということは、現在の若手女優たちの憧れになっているはずです。

そんな“令和の月9”に出演中の川口さんですが、彼女の女優人生は順風満帆とは言い難いものでした。

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公式HPより。

川口さんが壁にぶつかったのは2013年、18歳のときに主演したドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)でのこと。

『夫のカノジョ』は第5話で、平均視聴率3.0パーセントという驚異的な低視聴率を叩き出してしまったのです。当時、“21世紀の民放連続ドラマで最低”と謳われ、そのほかの回でも3パーセント台を何度も出してしまい、最終的に短縮されて8話で打ち切り……。全話平均視聴率も4パーセントに届きませんでした。(※視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)

当時、川口さんは自身のブログで、「視聴率、視聴率、、今はすべてが数字で判断される時代なのかな?悲しいな…」と辛い心情を吐露していたほど……。

そして『夫のカノジョ』以降、川口さんは連続ドラマ主演から遠ざかることに。『愛してたって、秘密はある。』(2017年/日本テレビ系)や『ヒモメン』(2018年/テレビ朝日系)などでヒロインを演じることはあっても、座長として作品を引っ張る大役は担っていませんでした。

一度貼られてしまった“低視聴率女優”のレッテルを剝がせないまま月日が経っていったのです。

■大河ドラマで沢尻エリカの代役を見事に演じ切る

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公式Instagramより。

転機が訪れたのは昨年。

大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で帰蝶(濃姫)役を演じるはずだった沢尻エリカさんが降板したことで、その代役が川口さんにまわってきたのです。

突如巡ってきた織田信長の正室という大役、そして川口さんは時代劇初挑戦。よくも悪くも個性の強い演技でその地位まで上り詰めていた沢尻さんの代役であり、また、それまで川口さんには演技派というイメージもなかったため、“川口春奈に帰蝶役が務まるのか?”と不安視されていました。

しかし、川口さんはその下馬評を見事覆します。強くしたたかな女・帰蝶を立派に演じ切り、女優としての評価を一気に高めたのでした。

国民的ドラマとも言える大河ドラマで結果を出したことで、“低視聴率女優”のイメージを払拭。その勢いが後押しとなり、抜擢されたのが“令和の月9”での主演だったのではないでしょうか。

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公式HPより。

『夫のカノジョ』以来、約8年ぶりの主演作となった『着飾る恋には理由があって』は、価値観の違う人々とルームシェアしながら恋をして、友情を深めていくという“うちキュン”ラブストーリー。

4月20日に放送された初回の平均視聴率は、残念ながら合格点の二桁に届かず、9.1パーセント(関東地区/世帯平均)でした。けれど、自らの演技で悪評を吹き飛ばした川口さんですから、培ってきた演技力と作品の魅力で、ここから視聴率を二桁台に乗せていくこともできるかもしれませんよね。

堺屋 大地(さかいや だいち)

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『文春オンライン』(弊社)、『smartFLASH』(光文社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラムを寄稿。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。
公式Twitterhttps://twitter.com/SakaiyaDaichi

文=堺屋大地

堺屋大地

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