
テレビ長崎
企業の事務などを請け負う「トランスコスモス」が来年秋に県内に4カ所目の拠点を設置します。知事や長崎市長も出席して立地協定に調印しました。
長崎市幸町に来年秋にオープン予定の長崎スタジアムシティに入居する「トランスコスモス」のオフィスです。
2015年に長崎市に初めてオフィスを開設して以来、市内では3カ所目、県内4カ所目の拠点となります。
トランスコスモスの牟田正明共同社長が大石知事や鈴木市長と協定書を交わしました。
新拠点では3年間で400人の雇用を計画していて、これまでの業務に加え、DXを進めたり、AI(人工知能)を活用して専門性やスピードを重視したこれまでと異なるセンターにするということです。
牟田正明共同社長は「BPO事業におけるフラッグシップのセンターとして多様な人
と技術をデジタルでしっかりとつなぎ最大限のシナジーを生み出す拠点にしたい」と述べ、鈴木史朗長崎市長は「地方創生の拠点の真っ只中にオフィスを築かれるということ。(長崎市と共に発展する)ウィンウィンの関係に立つんじゃないかと大いに期待しています」と話しています。
人材の確保をめぐり、トランスコスモスは長崎がIT人材の教育に取り組んでいることを評価しながらも文系人材も熱意があれば積極的に採用し育成していく考えです。