五輪・パラ選手村に使った青森県産材、返却受け「遺産」伝えるモニュメントなど製作へ

五輪・パラ選手村に使った青森県産材、返却受け「遺産」伝えるモニュメントなど製作へ

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2022/05/14
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モニュメントのデザイン案(提供・SHI RAKAMI LIFE DESIGN建築設計事務所)

青森県は13日、東京五輪・パラリンピック選手村の交流施設「ビレッジプラザ」の建設用に提供し、県に返却された県産木材の利活用を検討する委員会の最終会合を県庁で開いた。五輪のレガシー(遺産)を伝えるモニュメントやベンチ、PRパネルを製作するほか、2026年に青森県で開催する国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会で、五輪の聖火台に当たる炬火(きょか)台にも活用する方針を決めた。

青森県はスギやヒバ、アカマツなど約10立方メートルを提供。ビレッジプラザの梁(はり)や床などに使用された。

モニュメントのデザインは、SHIRAKAMI LIFE DESIGN建築設計事務所(五所川原市)代表の中井智さんが担当した。県のスポーツ施設やスポーツ大会の開会式などでの展示を想定している。横幅は最大5.1メートルで、展示場所の広さに応じて調整できる。

委員会でデザインのコンセプトを説明した中井さんは「五輪のために建てられた建築物は、国立競技場の軒庇(のきひさし)のように木を特徴的に規則正しく配置し日本らしさを表現している。モニュメントでは、組み合わせた木で青森県の豊かな大地とそこに立つ木々をイメージした」と話した。

モニュメントなどは6月から製作を開始し、10月にお披露目する予定。県林政課の及川正顕課長は「五輪のレガシーを伝える非常に良いデザイン。木の良さ、肌触りを県民に感じてほしい」と話した。モニュメントなどを製作して余った木材は、公共施設での活用を希望した南部町と田子町に配布される。

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