阪神・井上広大2打席連発!今春6発!!開幕1軍レギュラーへ必死

阪神・井上広大2打席連発!今春6発!!開幕1軍レギュラーへ必死

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  • 更新日:2023/03/18
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ウエスタン公式戦・広島戦の九回に右中間ソロを放った阪神・井上広大外野手(撮影・須藤佳裕)

(ウエスタン・リーグ、阪神4―5広島、18日、鳴尾浜)「5番・左翼」で出場した阪神・井上広大外野手(21)が2打席連続本塁打を含む3安打3打点と大暴れした。高卒4年目の今季は外野の開幕レギュラー争い真っただ中。このまま必死にアピールを続け、競争に食らいつく。

迷いなくバットを振り抜き、鳴尾浜に大きな放物線を描いた。井上が猛アピールの2打席連続アーチ。持ち味の長打力をいかんなく発揮し、胸を張った。

「1本目は良かったかなって感じ。2本目は差され気味だったけどうまく振れて、力強いスイングができていたし、風にも乗ってくれた」

1―5の七回2死一塁で左腕・高橋の145キロを完璧にとらえ、左中間スタンドに突き刺した。このウエスタン第1号で勢いづくと、3-5の九回1死でも右腕・大道の145キロを一閃。力で押し込んだ逆方向への打球はグングンと伸び、フェンスの向こうに飛び込んだ。

二回に右腕・野村から放った左前打を含め、3安打はいずれもファーストスイングで速球を仕留めた。前日17日の同戦では3つの見逃し三振を含む5タコに終わったが、始動のタイミングを少し早くしたり、バットを素直に出すことをイメージするなどして修正。和田2軍監督も「昨日と全く内容から何から(何まで)、違う選手ちゃうか、というぐらい」と若き大砲の激変には驚くばかりだった。

今春の実戦はこれで6発。3月31日の開幕まで2週間を切り、外野のレギュラー争いもいよいよ最終盤だが、ノイジーや森下らが結果を残そうと、井上も決して引き下がらない。

「(争いに)残れる、残れないでだいぶ違うと思う。しっかりと自分の中で納得するような打席だったり、結果というのを出せるように準備してやっていけたら」

大きなチャンスを得る高卒4年目シーズン。貪欲に結果を追い求め、この競争の最後で必ず笑う。(須藤佳裕)

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