懐かしの「たまごっち」が25周年 その独自進化の歴史を振り返ってみた

懐かしの「たまごっち」が25周年 その独自進化の歴史を振り返ってみた

  • CREA WEB
  • 更新日:2022/01/15
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左は初代となる「たまごっち」、右は現在発売中の最新型たまごっち「Tamagotchi Smart」©BANDAI

みなさんは「たまごっち」を覚えていますか?

1996年11月に卵型の携帯型育成玩具としてバンダイから発売された「たまごっち」。社会現象になるほどの大ブームを巻き起こし、発売から約2年半で、全世界累計販売個数が4000万個を超えるほどの大ヒットを記録しました。

そんな「たまごっち」、2021年11月で発売から25年となり、周年イヤーを迎えています。

初代は画面がモノクロで限られたお世話しかできませんでしたが、昨年11月発売の25周年モデル「Tamagotchi Smart」は初のウェアラブル型に。液晶はタッチパネルになっており、そのスペックの進化には驚かされます。

さて、かつて「たまごっち」で遊んでいたという人も、自分が持っていた当時のモデル以外のシリーズに詳しい方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、25年間で発売された「たまごっち」の歴代モデルを、その時代のターニングポイントごとに振り返っていきましょう。

※記事上のデータは全て2021年12月28日時点のものです。
※画像はすべてバンダイの商品です。/©BANDAI

1996年に発売開始、初代の育て方は8モード

◆初代「たまごっち」

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「たまごっち」©BANDAI

「たまごっち」が発売されたのは1996年11月23日。当時のトレンドリーダーだった女子高生にターゲットを絞り、仕様やデザインを決定しました。手のひらにすっぽり収まるサイズでありながら、持ち主のお世話具合で多様に成長する、本物のペットのような愛らしさが話題になりました。

初代の「たまごっち」は今とは違い画面はモノクロで通信機能もなく、育て方は食事・電気・ごきげんアップゲーム・注射・トイレ・チェックメーター・しつけの8モード。遊び方は今と比べるとシンプルでしたが、しかし携帯ペットという目新しさが反響を呼び、社会現象に。

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「たまごっちオスっち」「たまごっちメスっち」©BANDAI

そんな「たまごっち」にオス・メスの概念を取り入れたのが、初代発売から約1年後となる1997年12月発売の「たまごっちオスっち」「たまごっちメスっち」。このシリーズではアダルトっち(おとな)まで育てたオスとメスを、ゲーム機本体同士を繋げることで結婚させることができ、子どもを産んでくれるようになりました。後継機では2世の誕生や、遺伝子引き継ぎ機能などがありますが、それらの先駆けとなったのがこのシリーズというわけです。

その後も「森で発見!!たまごっち」「やさしいたまごっち」「サンタクロっちのたまごっち」など、初代モデルの発売開始から2年半の間に9機種を発売し、全世界で4000万個以上の売り上げを記録する大ヒット商品に!

2004年、赤外線通信機能搭載で通信期が到来

◆「かえってきた! たまごっちプラス」

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「かえってきた! たまごっちプラス」©BANDAI

1998年以降、しばらく後継モデルの発売をしていなかった「たまごっち」シリーズですが、2004年3月、「かえってきた! たまごっちプラス」で約6年ぶりの新機種を発売。この機種で追加されたのが赤外線通信機能でした。

それまでは自分の“たまごっち”のお世話のみで遊びが完結していましたが、他の人の“たまごっち”とツーしん(通信)することで友達になったり、お土産を交換したり、ゲームをしたり、恋愛結婚をして2世を誕生させることもできるように進化したのです。

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「祝ケータイかいツー! たまごっちプラス」©BANDAI

同年11月には、“たまごっちプラス”の第2弾「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」が発売。携帯電話との通信機能が追加されるとユーザーが中高生まで拡大し、第2、第3ブームを巻き起こします。

その後も、2005年4月には初代「たまごっち」を3分の2のサイズにした「ちびたまごっち」や、2005年7月には「祝ケータイかいツー! たまごっちプラス 赤いシリーズ」など様々なシリーズが発売されました。

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「超じんせーエンジョイ! たまごっちプラス」©BANDAI

なかでも特筆すべきなのは、2005年11月に発売された“たまごっちプラス”の第3弾「超じんせーエンジョイ! たまごっちプラス」(以下エンたま)でしょう。これまではごはんをあげたりうんちを流したり、お世話をするのがメインだった「たまごっち」ですが、このシリーズでは、“たまごっちの人生”が選べるようになります。

なんと“エンたま”には、学校の先生や医者、警官など20種類の職業が用意されていて、好みの人生を選択できるのです。しかし、どんな人生になるかは生まれながらに持っている特性と、このシリーズから導入された「かしこさ」「オシャレさ」「やさしさ」の3種類で構成される「ガッツポイント」次第。育成玩具として登場した「たまごっち」ですが、“エンたま”以降の機種では、自分だけの“たまごっち”に成長する面白さがどんどん追加されていくことになります。

2008年はカラー液晶、2014年はNFC機能搭載

◆「たまごっちプラスカラー」

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「たまごっちプラスカラー」©BANDAI

2008年11月、ついに「たまごっち」史上初のカラー液晶機、「たまごっちプラスカラー」が発売されます。カラー液晶を搭載したことで、“たまごっち”の世界をよりリアルに再現し、モノクロだと表現が難しかった時間や天気の変化、季節の移り変わりなどを描写できるようになったのです。また、ごはんはキッチン、うんちはトイレ、お風呂はバスルーム、睡眠は寝室のように、“たまごっち”の動きに合わせて背景も変化するようになりました。

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「Tamagotchi iD」©BANDAI

2009年11月には、カラー液晶機の第2弾である「Tamagotchi iD」を発売。この機種の特徴は、「たまごっちを自分仕様にカスタマイズできる」こと。これまでの育成や通信機能の楽しさはそのままに、今までなかったアイテムやミニゲームをダウンロードすることで、自分だけのたまごっちにカスタマイズできる楽しさが一層増したということです。

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「TAMAGOTCHI 4U」©BANDAI

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「たまごっちみーつ」©BANDAI

2014年に発売された「TAMAGOTCHI 4U」には、IC カードとして有名な「suica」に代表されるNFC機能を搭載し、かざすだけでデータのやりとりが可能に。また、2018年に発売された「たまごっちみーつ」ではBluetoothを初搭載。スマートフォン向けアプリの「たまごっちみーつ アプリ」(2022年2月28日にサービス終了予定)とも一緒に遊べるように進化しました。

2021年最新モデルはウェアラブル型にスマート進化

◆「Tamagotchi Smart」

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「Tamagotchi Smart」©BANDAI

そして2021年11月、25周年の節目に登場した最新モデルが「Tamagotchi Smart」(以下たまスマ)です。「スマートなたまごっち」をコンセプトにしている“たまスマ”は、コミュニケーションをよりスマートに楽しめるように進化したモデルで、特徴は大きくわけて4つあります。

1つ目は“たまごっち”の質問にユーザーが答えるとそれを“たまごっち”が記憶し、話したり行動したりしてくれる点。育て方によってキャラクターが変化するのは従来通りですが、同じキャラクターでも長く持ち歩いたり、何度も触ったりすることでユーザーへの懐き方が変わる、パーソナルペットに進化しました。

2つ目がタッチ液晶とマイクの搭載です。タッチ液晶を搭載したことで、頭を撫でるなど、直接“たまごっち”に触れる感覚でお世話ができるようになりました。またマイク機能が付いたことで、“たまごっち”に声をかけられるように。“たまごっち”の頭を撫でたり話しかけたりすることでユーザーに懐いてくれる様子は実に愛らしいです。

3つ目がウェアラブル型への進化です。「たまごっち」シリーズはこれまで独立した玩具というイメージでしたが、今作は腕時計型になっており、身に着けることで“たまごっち”をより身近に感じられるようになりました。

4つ目は連動アイテム「たまスマカード」の発売です。「たまスマカード」とは、本体に挿入することで、さまざまなアイテムをダウンロードすることができる商品。今後継続的に発売することが決まっており、様々なアイテムを追加することで、自分好みの「たまスマ」にカスタマイズができるようになっているのです。

――今回は「たまごっち」シリーズ25年間の歴史を振り返りました。時代に合わせて進化を遂げてきた「たまごっち」、これからもどう進化していくか楽しみですね。

たまごっちシリーズ バンダイ公式サイト

https://toy.bandai.co.jp/series/tamagotchi/

文=やはゆうあ/A4studio

A4studio

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