全国が注目!「なぎなたガールズ」 姉妹の絆を力に 浜松市

全国が注目!「なぎなたガールズ」 姉妹の絆を力に 浜松市

  • テレビ静岡NEWS
  • 更新日:2021/09/15
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テレビ静岡

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この夏、話題を集めた「なぎなたガールズ」が浜松にいます。

なぎなたには剣道の面、胴、小手に加えて“スネ”という決まり手があり、競技は2種目、1対1で戦う「試合」と、2人ペアで行う「演技」があります。

浜松市に住む女子高生の姉妹は、「演技」種目で全国レベルまでのぼり詰めました。

集大成と位置付けた国体の中止が決まり落ち込む中、それでも前を向く2人にはある絆がありました。

夏の予選を制し、静岡県史上初の同一校、姉妹ペアで全国切符をつかんだのは、浜松学芸高校3年の姉・鈴木琴乃さんと1年生の妹・絢乃さんです。

絢乃さん(妹) 「久しぶりにやっても、いつもやってる感じ。不思議と(呼吸が)合う」

もともと「なぎなた」に憧れのあった母の勧めで競技を始めた彼女たち。

小学生のころから互いに切磋琢磨し、数々の大会で優勝。

全国の舞台にも2人合わせて16回出場しています。その強さの秘訣は・・・

絢乃さん(妹)「(意見を)躊躇しない。『ここだめでしょ』であったり、逆にいいことも率直に言いやすい」

長い時間を共に過ごしてきた姉妹だからこそ、何でも言い合える間柄。

その時間が息の合った演技へと繋がっています。県なぎなた界で長年指導に当たってきた渥美コーチも・・・

渥美久二子コーチ:

「率直な意見は腹を割って話せるまでに、ものすごく信頼関係や時間がかかる。各自の思いもはっき言えるところが強み。生まれてきてからずっと一緒ですし、いろんな大会にでてきて、その都度得てきたもの大きい」

それは競技中だけでなく、私生活でも。

おそろいの服やバックに、スマホケースまで一緒なんです。

2人とも合わせた訳ではないと話しますが。

絢乃さん(妹)「良いなと思ったのが2人一緒で、色違いにしようと思っても色もあってしまう」

琴乃さん(姉)「買い物かごを見ると、同じものが同じ個数入っている」

これまで姉妹ペアでは全国に6度出場し、この夏はインターハイにも出場。

残念ながら予選敗退となりましたが、「9月の国体でリベンジ」と意気込んでいた矢先でした。

新型コロナの感染拡大により、集大成の舞台がなくなってしまいました。

大会が終わったら引退を決めていた姉の琴乃さん。

琴乃さん(姉):

「 最後の国体でしか(くやしさを)晴らせないなと思っていた。インターハイの挽回ができるのも、姉妹で組めるのも最後だった。悲しい」

ただ、いつまでも下をむいてはいられない。

悔しさを抱えながら、それでも人生の確かな一歩を踏み出しました。

琴乃さん(姉):

「国体に出られなかったくやしさが、きっと受験や次の壁を乗り越えるときに役立つと思う。夢が養護教諭。いろんな人を救えるようになるのが目標」

姉の姿を見て、妹もまた前を向いています。一歩踏み出しました。

絢乃さん(妹):

「(姉は)悔しい思いで引退してるので、姉の分まで頑張りたいと思います」

目標は「試合」と「演技」両種目での全国出場。

姉妹で培った絆を力に、「なぎなたガール」が飛躍を誓います。

絢乃さん(妹):

「(全国で)反省を得ることができたので、2年間でしっかり(力を)蓄積して大会でだせるようにしたいです」

実は姉の琴乃さんは、小学生の時に歩けなくなるほどのケガをしてしまったそうです。そんなとき、妹の絢乃さんが「一緒になぎなたができないなら、私もやめると」お姉さんを鼓舞して、ここまで2人で乗り越えてきました。

姉妹は、いつか成年の部で国体へリベンジしたいとも話しています。

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