「小銭が貯まったら銀行へ」は実は損? 小銭を増やさない賢い使い方を生活コスト削減コンサルタントが指南

「小銭が貯まったら銀行へ」は実は損? 小銭を増やさない賢い使い方を生活コスト削減コンサルタントが指南

  • 8760 by postseven
  • 更新日:2023/01/25
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硬貨の振り込み有料化で小銭貯金がマイナスになることも?(Ph/photoAC)

小銭貯金は比較的無理なくお金を貯めることができるいい習慣ですが、実はこれからの世の中では小銭を持つほど損をする可能性があるそうです。いったいどういうことなのか、生活コスト削減コンサルタントの生方正さんに教えてもらいました。

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キャッシュレス化で変化してきたお金の流れ

キャッシュレス化の流れより現金を使う機会が減ったことで、小銭を持ち歩く機会が減った人も多いのではないでしょうか? 現金決済のみの店もまだ存在するので、保険として紙幣は持ち歩き、毎回お札で支払っていると、手元の小銭が貯まることになります。

ゆうちょ銀行への預け入れで手数料が発生

これまでは小銭が貯まったら郵便局や銀行窓口に持っていけば手数料なく貯金することができましたが、2022年1月17日からゆうちょ銀行の小銭の取り扱いが変わりました。

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ゆうちょのATMで硬貨の預け入れが有料化(Ph/photoAC)

現在、ゆうちょ銀行のATMで預け入れをする場合、額面にかかわらず硬貨1~25枚まで110円、26~50枚まで220円、51~100枚まで330円の手数料がかかります。

窓口では50枚まで無料ですが、51~100枚まで550円、101~500枚まで825円、501~1000枚まで1100円、1001枚以降は500枚増えるごとに550円が手数料としてかかります。小銭を預ければ預けるほど手数料が高くついてしまうのです。たとえば、1円硬貨を100枚預けた場合、自分の貯金金額が450円減ることになります。

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自分が使っている銀行の手数料を確認して(Ph/photoAC)

ゆうちょ銀行のATMや窓口では手数料がかかるものの、手数料がかからない銀行(もしくは金融機関)もあります。たとえば、大手銀行ではATMでの入金が100枚まで無料(ATM利用手数料は除く)で、窓口ではそれぞれの金融機関で硬貨入金手数料が異なります。まずは、自分の利用している金融機関の利用条件を確認して、手数料を確認しましょう。

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(作成時/2023年1月16日)

また、今は手数料がかからない場合も、今後変更になる可能性があるので、小銭を預け入れしたい場合は、早めにやっておくことをおすすめします。

小銭はどのくらい手元に残しておくべき?

小銭を使う機会が減っているとはいえ、すべてをキャッシュレスで払うことは難しく、小銭が必要になる場面もあります。そこで、どのくらいの小銭を常に確保しておくべきか、考えてみましょう。

必要な小銭はあらかじめ準備しておく

まず、自身の生活を振り返って、いつも小銭を使っている場面を想像してみてください。私は、財布の中に必ず200円を入れています。それは、銭湯に行ったときの下駄箱とコインロッカーで使うためです。このように、「通っているスポーツジムのコインロッカー利用時に100円かかる」場合は、常に財布に100円玉を入れておくなど、準備しておくのもいいでしょう。

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キャッシュレス時代でも小銭が必要になる場所が(Ph/photoAC)

また、車に乗る人であれば、コインパーキングなどで小銭が必要になる場合に備えて、車のダッシュボードに100円玉を常に9枚(10円単位のところは10円玉9枚も)用意しておくと、お釣りが出ないように支払うことができます。

このように、財布に入れたり、必要な場所にキープしておく小銭の額を決めておくと、余分な小銭を持つことなく、使ったときには家に貯まった小銭で補填することで、増え続ける小銭の数を減らすことができるのです。

小銭を必要以上に増やさないためにやるべきこと

これまで、小銭を出すのが面倒だからとお札を使うことが多かったという人は、なるべくぴったりの金額で払うなど積極的に硬貨を使い、お釣りとして小銭を受け取る量を減らすように、意識してみてください。

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キャッシュレス決済を活用して小銭を増やさない生活を(Ph/photoAC)

また、キャッシュレス決済をこれまで以上に取り入れるのもいいでしょう。知人と割り勘するとき、現金で払うという固定観念はないでしょうか? 相手がPayPayやLINE Payといった送金機能のあるサービスを使っていて、自身も同じサービスを利用していれば、端数まできっちり送金することができます。また、送金したからといって銀行振り込みのような手数料も発生しません。

◆教えてくれたのは:生活コスト削減コンサルタント・生方正さん

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生活コスト削減コンサルタント・生方正さん(Ph/藤中一平、イメージコンサルタント/坂井二朗)

うぶかた・ただし。明治大学サービス創新研究所研究員。高校卒業後に海上自衛隊に入隊。勤務の傍ら節約術を駆使しながら、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資などを行い、40代で2億円の資産を築いた。現在は生活コスト削減コンサルタントと南極講演家として、メディアで活躍中。著書に『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)、『攻めの節約』(WAVE出版)など。

構成/間野由利子

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