Joan Faus Horaci Garcia
[バルセロナ 20日 ロイター] - コロンビアの人気ポップ歌手、シャキーラさんは20日、スペインで脱税の罪で起訴された事件を巡り、公判を回避するために罪を認めることで検察側と合意した。
シャキーラさんはスペインで2012年から14年にかけて所得税1450万ユーロ(約1570万ドル)を脱税したとして起訴された。
合意では、シャキーラさんが納税額の半額に当たる730万ユーロ余りの支払いを受け入れたほか、罰金43万8000ユーロを支払うことで禁錮3年の実刑判決が猶予されることになった。
シャキーラさんは事務所が発表した声明で、検察側と合意したのは個人的、感情的な理由のためだとし、改めて無罪を主張した。
検察当局は禁錮8年と脱税した金額の支払いを求めていた。
46歳のシャキーラさんは、バルセロナとスペイン代表で活躍した元サッカー選手のジェラール・ピケさんと11年間にわたりパートナー関係にあり、2人の子どもがいるが、関係解消後は米マイアミに移住した。