
「子どもが本を読みながら考える場所にしたい」世界的建築家・安藤忠雄さんが、坂の上の雲ミュージアムに「こども本の森」図書室を建設することになりました。
「子どもが本を読みながら考える場所にしたい」
世界的建築家・安藤忠雄さんが、坂の上の雲ミュージアムに新たな施設を建設することになりました。その名も「こども本の森」図書室です。
去年、開館15周年を迎えた松山市の坂の上の雲ミュージアム。きょう松山市は、設計者である建築家・安藤忠雄さんが新たにミュージアムに増設する形で、子ども向けの図書室を建設することを発表しました。
安藤さんが手掛ける「こども本の森」は、大阪府や岩手県など、これまでに全国あわせて3か所に建設されていて、主なターゲットは、中学生までの子どもとその保護者です。
きょう行われた会見にリモートで出席した安藤さんは「坂の上の雲ミュージアムに子どもの図書館ができると、子どもたちも文学に興味を持つだろうと思う。文学がものを考える力、右脳の発達にものすごく役立つのではないかということを考えた。本を読みながら考える場所になってほしい」と話していました。
「こども本の森」図書室は、再来年、2025年の夏頃オープンする予定です。