クレカの枚数減らせば年会費節約&ポイントも効率的に 解約時の注意点は?

クレカの枚数減らせば年会費節約&ポイントも効率的に 解約時の注意点は?

  • マネーポストWEB
  • 更新日:2021/09/15
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クレジットカードを集約するときに気をつけるべき点は?(イメージ)

人生の最後を身軽に生きるためには「解約」がポイントになる。いつの間にか増えがちなのが、クレジットカード。都内在住の60代男性が語る。

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「現役時代にあれこれと作ってしまったカードで、使っていないのに年会費を取られています。無駄なのでそろそろ解約しようと考えています」

日本クレジット協会の「クレジットカード発行枚数調査」(2020年)によると、日本人1人あたりの所有枚数は2.8枚。複数枚持つのが当たり前となっている。

消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏は「多く持つのはデメリットだらけ」と指摘する。

「枚数が多いと紛失して悪用されるリスクがあるし、1枚の年会費は数千円でも数が増えればそれなりの負担額になります」

ファイナンシャルプランナー・丸山晴美氏も言う。

「買い物先で勧められて何となく加入したりと、年輩の方で5~10枚も持っているケースが散見されます。ポイントも分散してしまうので、2枚程度に集約したい」

どのように解約すればいいのか。岩田氏が解説する。

「手続きはカードの裏面に記されているコールセンターに電話し、自動音声案内に沿って進めるだけです。オペレーターが対応してくれる場合や、解約書類が送られてくる場合もありますが、難しくはありません」

ただし、注意したい点がある。

「残すカードをどれにするかの選択です。まずは『国際ブランド』が基準です。Visaやマスターカードといったどこでも使えるカードを1枚残し、残りはドコモなどの生活インフラ、もしくはよく使うサービス会社のカードを残します。たとえば楽天で買い物をよくするなら、ポイントが貯まりやすくて効率的です」(岩田氏)

利用頻度の高さやポイント、ブランドなどを考慮して残すカードを決め、その他は解約する。

忘れてはならないのが、支払い先の確認だ。

「公共料金などの自動引き落としを別のカードや現金払いに変更する必要があります。これを忘れると、料金未払いで延滞金が発生することも。また、カードについたポイントは解約すると失効するので解約前に景品に交換するか、別のカードに移す方法がないか確認しましょう」(岩田氏)

クレジットカードのポイントは、提携するカード会社のポイントやマイルなどに移行できる。インターネット上で手続きするか、カスタマーセンターに電話して案内を受けて進められる。

一方、クレジットカードをすべて処分すると、「不便を強いられることもある」と岩田氏は言う。

「ある高齢女性から、すべて処分したのち、新たにカードを作ろうとしたら『審査に落ちた』と相談を受けました。クレジットカードは持ちすぎると無駄になりがちですが、重点的に使うカードを決めれば、各種還元が得られる利点があることも忘れずにいましょう」

無駄を省いて集約したい。

※週刊ポスト2021年9月17・24日号

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