Bリーグ開幕 三遠ネオフェニックスが「大改革」 新加入・田渡凌選手の多才さ

Bリーグ開幕 三遠ネオフェニックスが「大改革」 新加入・田渡凌選手の多才さ

  • テレビ静岡NEWS
  • 更新日:2021/10/14
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テレビ静岡

プロバスケットボール1部リーグに所属し、浜松市などを拠点とする三遠ネオフェニックスは、3シーズンぶりに開幕節で白星をあげ、浜松での初戦も新潟アルビレックスBBを相手に1勝1敗とした。

昨シーズンの不振から大改革を行った、新生フェニックスのキーマンたちに迫る。

◆「大改革」で低迷脱却なるか

6シーズン目を迎えたBリーグ。国内最高峰1部リーグに、発足当初から参戦してきた三遠ネオフェニックス。かつてプロバスケ界で3度の頂点に輝いた浜松の強豪も、ここ2年は低迷している。

ヴィチェンティッチ ヘッドコーチ:

1試合ずつ大切にして、できるだけ多くの試合で勝ちたいと思います

今シーズンはクラブ数が22に増え、激戦必至。

まずは東西2つの地区で3位までに与えられるプレーオフ「チャンピオンシップ出場権」を得るため、カギとなるのが得点力の向上だ。

昨シーズンはシュート成功率が低く、平均得点もワースト3位と決定力が課題に。

そこでヴィチェンティッチヘッドコーチは「大改革」を断行する。

それが「チームスタイル」にあった選手補強だった。

◆思い切った選手のシャッフル

守備から速い攻撃を重視するチームで、ポイントとなるのが「走力」だ。

ボールを奪ってからすぐさま相手ゴールへ迫ることができるよう、今シーズンは大幅に選手をシャッフル。

司令塔であるポイントガードも3人全て一新し、12人中8人が変わった。

ヴィチェンティッチ ヘッドコーチ:

まず守備を頑張るということ。それをしっかり遂行して速い展開にもっていく。(新加入選手たち)には勝者のチームにしていってほしい

◆エースのラベナ選手「今季こそ力発揮」

また、得点力アップに欠かせないのがエースの奮起だ。

そこで期待がかかるのはフィリピンの至宝、サーディ・ラベナ選手(24)。

母国の大学リーグで3年連続MVPを受賞し、すでに代表にも選出された逸材だ。

10月の開幕節でも、驚異的な身体の能力からインサイドで得点を奪えば、アウトサイドからもリングを射抜きチーム最多得点を挙げた。

プロ1年目の昨シーズンは新型コロナで合流が遅れ、さらに感染やケガと不運が重なり出場は19試合のみ。

「今シーズンこそ、力を発揮できるとことを証明したい」と意気込んでいる。

サーディ・ラベナ選手:

最大の目標はチャンピオンシップに向けてチームで希望を抱くこと。1試合ずつ挑み続けてベストプレーができるよう戦う

◆新加入・田渡選手の“多才”

そして連携面の強化で大きな役割を果たすのが、新加入で新キャプテン・司令塔の田渡凌選手(28)だ。

小柄だがコート全体を見る視野の広さを持ち、味方を生かす決定的なパスを出せる選手。

大学では本場アメリカで力を磨いた。

田渡凌選手:

いかに良いオフェンスをクリエイトして味方にいいシュートを打たせるか。フリーならシュートを決めてくれる選手がたくさんいるので、そういった状況を作れば(ゴールの)確率が上がる

英語が堪能で、ヘッドコーチや外国籍選手とのコミュニケーションも問題なし。

常に前向きで、その性格はバスケ以外にも…

実は、以前テレビ静岡でも放送していた恋愛リアリティ番組に出演。

現役プロ選手の登場で話題になると、以来、知名度が増しSNSのフォロワー数は約10万人。

エアロビチャレンジと題した動画はユニークな動きが笑いを誘い、2週間で100万回再生を突破するなど、コート外での発信力も高い選手だ。

過去にはBリーグで最もインパクトを残した選手に贈られるMIP(最優秀インプレッシブ賞)を受賞している。

田渡凌選手:

ふざけた動画なんですけど、コロナ禍でファンの方々に会えない中で「辛いです」といったメッセージを頂くと、やっぱり自分がそういうことをすることで少しでも一日、一瞬が楽しくなる人がいる。いずれフェニックスが強くなってファン感謝祭でやりたいです

得点力アップ。知名度アップ。そして順位もアップさせるために生まれ変わった新生フェニックス。

あの栄光を取り戻すために、眠れる不死鳥が頂点を見据え、再び羽ばたこうとしている。

田渡凌選手:

たくさん勝てるように、Bリーグの中でも強豪と言われるフェニックスにまたなれるように、アグレッシブなプレースタイルを出せればチームにいい影響を与えられるのではないか。そういうところでがんばっていきたい

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