【阪神大賞典予想】今年も強いのは1番人気か? キーワードに当てはまる穴馬はいる?

【阪神大賞典予想】今年も強いのは1番人気か? キーワードに当てはまる穴馬はいる?

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  • 更新日:2023/03/19
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3連覇が懸かるディープボンド(c)netkeiba.com

今週は引き続き「中山・阪神・中京」での3場開催。

日曜日の重賞は、中山競馬場で皐月賞トライアルのGIIスプリングS(中山・芝1800m)、阪神競馬場で長距離戦のGII阪神大賞典(阪神・芝3000m)が行われる。今週はこの阪神大賞典にスポットを当てて馬券の傾向を探っていく。

1.やたらに強い1番人気馬?

今週もまずは上位人気馬の成績チェックから。

阪神大賞典では過去10年、1番人気馬が7勝。ほかの重賞と比べてもかなりの勝率である。成績は【7-0-1-2】。20年キセキと21年アリストテレスは1番人気で凡走していたが、昨年は再び1番人気だったディープボンドが勝利。1番人気の強さをあらためて見せつけた。

ちなみに2番人気馬は【1-2-1-6】、3番人気馬は【2-1-3-4】という成績。1番人気が勝っていない年は、かわりに2番人気か3番人気が勝っているということだ。4番人気以降からの勝ち馬は、10年の5番人気1着トウカイトリック以来出ていない。

さらに馬券圏内1〜3着は、5番人気以内の馬で独占されることが多い。6番人気以降で馬券圏内になっているのは過去10年でわずか4頭のみ。もっとも人気薄だったのは19年(11頭立て)10番人気ロードヴァンドールの3着。昨年もこのデータを紹介したが、やはり1・5・3番人気での決着だった。今年も穴狙いは厳しい?

2.やっぱり関西馬圧倒のレース?

阪神大賞典は、例年、関西馬が圧倒的に強い。

過去10年馬券圏内30頭中、関西馬はなんと29頭を占めているのだ。

例外は16年に2着になっていたタンタアレグリア(美浦・国枝厩舎)のみ。まあ出走数自体が関西馬が圧倒的に多いので、仕方ないといえば仕方ない傾向。昨年も関東馬は3頭出走していたが、やはり馬券圏外だった。

今年の関東馬はゼーゲン、アケルナルスター、そして地方競馬からノーチカルチャートが参戦するが、一矢を報いることはできるのだろうか。

3.昨年もやっぱり! 今年も要注意の7・8枠?

これも昨年指摘していたことだが、過去10年「7枠もしくは8枠のどちらかが必ず馬券になっている」というジンクスが続いている。昨年も7枠11番だったディープボンドが1着だった。

今年、7・8枠に入ったのは、7枠アフリカンゴールド・シロニイ、8枠ディープボンド・アケルナルスター。人気上位としてはディープボンドのみ。人気薄勢がどこまでやれるかにも注目したい。

4.リピーターが走る?

さらにこのレースでは、13〜15年まで3連覇したゴールドシップのように再好走リピーターが出やすい。ゴールドシップ以外でも、シュヴァルグラン、ユーキャンスマイル、ディープボンドなどが連続好走をしている。

今年は3連覇を狙うディープボンドをはじめ、昨年2着アイアンバローズ、一昨年2着ユーキャンスマイル、3年前3着メイショウテンゲンなどが出走。ちょっと気にしておきたい。

5.前走有馬記念組も強い?

最後にローテについて。

このレースではやはり「前走有馬記念組」が好走傾向にある。

昨年もそれに当てはまるディープボンドの勝利。過去10年で11頭が馬券になっている。今年は、ボルドグフーシュ、ディープボンド、ジャスティンパレス、ブレークアップなどの人気上位馬が「前走有馬記念組」。今年も阪神大賞典は堅いのだろうか?

(netkeiba編集部)

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