
【MLB】アスレチックス0-2エンゼルス(5月13日・日本時間14日/オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した。第1打席、第2打席と凡退し迎えた第3打席ではカウント1-1からボテボテのファーストゴロに倒れた。最近7試合では打率も3割を超え、ホームランも2本放つなど明らかに調子が上向いていたところだが、現地の中継でも明らかなボール球を球審にストライクとコールされたことに、本人は天を仰ぎ、ファンからは球審に対する不満と、大谷に対する同情の声が集まった。
大谷は開幕から打撃に苦しんでいたものの、最近ではようやく感覚がフィットしてきたのか、持ち味であるセンターからレフト方向へ大きな当たりを連発。5月9日(日本時間10日)のレイズ戦では今季初となる2打席連続の5号・6号。日本人選手としては史上3人目、最速での通算100号に王手をかけていた。
敵地オークランドながら、昨季のア・リーグMVP、46本塁打の大谷が打席に入れば、敵味方関係なくファンが盛り上がるところだったが、カウント1-0の2球目からアスレチックスのジェファリエズが投じたチェンジアップは、中継映像で表示されているストライクゾーンから大きくアウトコースに外れたものだった。ところがこれに球審はストライクのコール。第2打席でも際どいコースをストライクと判定され、少しきょとんとした表情を見せていた大谷だったが、今回はさらにはっきりとボールと思えただけに、すぐに天を仰ぐような仕草まで見られた。
データサイトでも、際どいというレベルではなく、明らかにボールゾーンに投じられたと記された“疑惑の1球”にファンからは不満が爆発。「どうみてもボールやろ」「アウトコースボール3個分外れてるやんけ」「球審のせいで調子崩してる」といったコメントが殺到すると、続く3球目に低めのチェンジアップを引っ掛けた大谷に対しても「あれ取られたら今の振りたくなるわ」「あの判定じゃ打たざるを得ないな」と同情の声があった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)