災害時、停電した場合に効率よく対応するため、高知県電気工事業工業組合が四国電力などと協力協定を結びました。
協定を結んだのは県内の電気工事業者400社近くが加入する県電気工事業工業組合と四国電力、四国電力送配電の3団体です。今回、協定を結んだことで、大規模災害による停電の際、復旧のための役割分担が明確化されました。これにより、より安全で効率的な復旧作業ができるようになるということです。
(四国電力高知支店 三谷康久 支店長)
「復旧にあたる場合の各自の役割や連絡体制、また復旧作業や設備調査の運用の明確化そういうものをこの協定で図っています」
(県電気工事業工業組合 吉村保利 理事長)
「(これまでは)災害発生と同時に(復旧に)ちょっと出ようかという感じだったが協定というのは意義深いものだと思うので、これからある程度強制的な部分も出てくるだろうし組合員のみなさんの協力を切にお願いしたい」
今回協定を結んだ3者は、今後も自治体やほかの企業と積極的に連携を深め災害時への対応力を高めていきたいとしています。