創価の武器は「全員リーダー」のチーム力 一致団結で15年ぶり甲子園へ 7・10初戦/西東京

創価の武器は「全員リーダー」のチーム力 一致団結で15年ぶり甲子園へ 7・10初戦/西東京

  • 日刊スポーツ(野球)
  • 更新日:2022/06/23
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守備練習をおこなう創価主将・小原内野手(撮影・藤塚大輔)

第104回全国高校野球選手権西東京大会が7月9日に開幕する。ノーシードから07年夏以来、15年ぶりの甲子園を目指す創価は、7月10日に日野との初戦(スリーボンドスタジアム八王子、午前9時開始予定)を迎える。

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「自転車をきれいに並べよう!」「明日は掃除やるぞ!」

練習後、3年生が部員へ向けて声を響かせる。学級活動さながらの取り組みは、今年4月に始まった。その名も「全員リーダー」。以前は内野手や外野手など、ポジションごとにリーダーを配置していたが、新たに生活面のリーダーを設置した。他人任せにするのではなく、1人1人がチームに対する責任を持つことが狙いだ。

きっかけは4月上旬の春季大会だった。昨年の秋季大会初戦敗退に続き、3回戦で帝京に2-9で敗戦。試合後の寮で3年生全員が話し合った。

「自分の結果ばかりを求めている」「結束力に欠ける」

本音をぶつけ合う中でみえた最大の課題は、“他人任せ”の雰囲気だった。小原快斗主将(3年)は、「春は気付いたら負けていた。夏までに変わらないといけないと思った」と振り返る。

立て直すためにはどうするか。片桐哲郎監督(46)からの提案もあって始めたのが「全員リーダー」だった。自転車リーダーの良知(らち)慧汰投手(3年)は、駐輪整備や交通ルールの啓発を行う。学校生活リーダーの小林正治外野手(3年)は、掃除や提出物厳守を呼びかける役割。3年生18人それぞれがグラウンド内外でリーダーとなって、チームの結束を図っている。週に1度、片桐監督を交えたミーティングも実施。反省点などを報告し、共有している。

スタートから2カ月。小原は「今は1人1人の自覚と責任が明確になって、チームが1つになってきている」と手応えを感じている。

夏に向けて、新スローガンに「執念」を掲げた。

「僕たちはノーシードなので、“執念”で1戦1戦をものにしたい」

19年の準優勝時もノーシードだった。その姿を追って入学した世代が現在の3年生たち。18人のリーダーを中心としたチーム力で、甲子園への切符をつかみにいく。【藤塚大輔】

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