
ウクライナ政府は国防省の次官6人を解任したと発表しました。国防省では汚職疑惑が相次ぎ、トップが更迭されたばかりです。
ウクライナ政府は18日、国防省の次官6人と事務次官1人の解任を閣議で決定したと発表しました。
ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は、政府筋の話として、次官6人全員がウメロフ国防相の求めに応じて自主的に辞任したと伝えています。
このなかには、戦況をSNSで頻繁に発信していたマリャル次官も含まれていて、18日も戦線の情報を発信していました。
解任の理由についてウクライナ政府は明らかにしていませんが、国防省では、装備品や物資の調達を巡って不正や汚職疑惑が相次いで発覚し、今月3日には、レズニコフ前国防相が事実上更迭され、新たにウメロフ氏が国防相に就任していました。