東京・三鷹の名物建築「三鷹天命反転住宅」がクラウドファンディング実施、返礼品にテレワーク利用権も

東京・三鷹の名物建築「三鷹天命反転住宅」がクラウドファンディング実施、返礼品にテレワーク利用権も

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  • 更新日:2021/09/15
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東京都三鷹市にある集合住宅「三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー」を管理・運営する荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所は、大規模修繕工事のための費用を募るプロジェクトをクラウドファンディングサービス「MOTION GALLERY」で開始した。目標金額は1000万円で、募集期間は12月10日まで。

三鷹天命反転住宅は、「死なないための住宅」をコンセプトに、美術家・建築家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が設計し、2005年に竣工した、全9戸からなる集合住宅。

一般の住宅は移動のしやすさや収納力、メンテナンスのしやすさを重視し、平らな床や壁、四角形の空間で構成される。しかし、三鷹天命反転住宅は住む人に身体をどのように使わせ、「死なない」ように活性化させるかが意識されており、凹凸のある床や球体の部屋、さまざまな色を使った壁(による視覚的な刺激)などを用いた、きわめて独創的な建築として知られている。

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三鷹天命反転住宅の内観(撮影:中野正貴 提供:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 © 2005 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins)

同住宅は、一部を賃貸住宅とし、一部を教育・文化プログラムを発信するスペースとして活用されてきた。また、近年ではテレワークプランや、3泊4日から利用できるショートステイプランも提供されている。

三鷹天命反転住宅のバーチャルツアー

2020年より、コロナ禍のため短期利用や各種イベントの中止が相次いだことから、予定していた大規模修繕工事の計画を見直さざるを得なくなっていた。このたびのクラウドファンディングは修繕工事費の調達を目的としたもので、建物の安全面から今すぐ取り掛かるべき修繕工事に必要な金額の半分を目標とし、まずは劣化が激しい建物共用部分の耐火塗装や防水工事を行うという。

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海外からの見学者(提供:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 © 2005 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins)

同事務所の本間桃世代表は、次のようにコメントしている。「皆さまからいただく支援金は、すべて三鷹天命反転住宅の大規模修繕費用に充てさせていただきます。 このクラウドファンディングを通して、多くの方にあらためて三鷹天命反転住宅を知っていただき、住宅をご体験いただける機会になれば大変うれしいです」。

支援者へのリターンは10種類設定されており、3000円から支援できる。コースの1つ「テレワークプランご招待券」は3万円で、三鷹天命反転住宅で人気の高いテレワークプランの1日利用券(最大4人まで利用可)が返礼品に設定されているほか、公式サイトにクレジットが掲載されるという。

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テレワークプランのイメージ(提供:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所)

松永 侑貴惠

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