「讃岐おもちゃ美術館」高松市にオープン!木の玩具で伝統工芸も...遊びが学びに【香川】

「讃岐おもちゃ美術館」高松市にオープン!木の玩具で伝統工芸も...遊びが学びに【香川】

  • OHK岡山放送
  • 更新日:2022/05/14
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岡山放送

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旬な人に直接会って話を伺う「森夏美のLiveトーク」。今回のゲストは、高松市に4月オープンした讃岐おもちゃ美術館の館長を務める女性です。

夢中でおもちゃと遊ぶ、子供たち。高松市に4月25日にオープンした讃岐おもちゃ美術館です。550平方メートルの敷地に触ったり体験できたりする約5000点のおもちゃが揃っています。

その館長に就任した中橋惠美子さんは、香川県内で子育て支援を行うNPO法人・わははネットの理事長も務めています。

話を伺う前に、まずは美術館を案内してもらいました。

(讃岐おもちゃ美術館 中橋惠美子館長)

「はいはいよちよちスペース、床はスギでできています。(Q.讃岐富士ですか?)香川の特徴のおむすび山を表現。ため池の景色や、テーブルも横からみると屋島に見えませんか?香川らしいモチーフでしています」

「てまり盆栽ドーム。高松といえば松盆栽。松盆栽を模した木工を作っていただき、讃岐かがり手毬保存会のみなさんが、草木染めで染めていただき、中に磁石が仕込んであります。遊びながら子供がふるさと香川のことを知って楽しめる、そういう仕掛けになっています」

(森夏美アナウンサー)

「遊びが学びになるんですね」

館内を回って気付いたのは、木のおもちゃが多く、香川の伝統工芸が随所に取り入れられているということです。そんな、讃岐おもちゃ美術館の魅力を中橋さんに伺います。

(中橋惠美子館長)

「木育がひとつのポイント。香川県産のヒノキやスギを使って、子供たちがはだしになって(木を)感じられるように。ものづくり香川ということで、伝統工芸を子供たちに遊びを通して伝えたい。そこが狙いの一つ」

(Q.おもちゃ学芸員の力も大きいのでは)

「おもちゃ学芸員は87人登録。20代~80代に近い方もいる。おもちゃを通して子供と関わり方を伝えたり、子供と保護者をつないだりする役をする」

中橋さんは、なぜ、この美術館を作ろうと思ったのか、これまでの人生を紐解きます。転機となった出来事とは。

(森夏美アナウンサー)

「写真を一枚…中橋さんがお子さんを抱っこされている?」

(中橋惠美子館長)

「長女です。今から27年前の写真。長女・次女を県外で出産・子育てして、その時に『しんどいな』『きょう一日誰とも話さなかった』そんな経験の中で香川に帰って、子育てサークルを立ち上げた。年子の子供が2歳3歳だった時」

中橋さんは、1998年、地元の坂出市で育児サークルを立ち上げ、翌年には子育て情報誌を創刊するなど、3人の子供の出産と子育てを機に、香川県内の子育て支援の充実に尽力してきました。

そんな中、5年前に衝撃的なニュースを目にします。

(中橋惠美子館長)

「文部科学省が出している全国学力テストで、香川県の小学生、中学生の自己肯定感が全国ワーストに。すごくショックをうけた。(子どもたちの)自己肯定感を高めたい。やりぬく力や、もっとチャレンジしようという勇気、その根底にふるさと香川、自分が生まれたまちが好きだ、ここで育ててもらったという気持ちの醸成をしたい」

遊びを通じてふるさとへの愛着を育んで欲しい…その思いが讃岐おもちゃ美術館の誕生につながったのです。

◇子育てと仕事どう両立?

「両立ってしようと思ってできるものでもない。50:50、子育て50、仕事50ではなく、この時には子育て20かもしれないけど、仕事・やりたい事を80やろうとか、“こうじゃなきゃいけない”ということではなく、バランスをとりながらやってきた」

◇座右の銘は?

「よく食べ よく寝て よく笑う! 本当は“よく飲む”も入るんですけど(笑)。ストレスはためない。きょうのイヤなことは、おいしいものを食べて、今日忘れて、あす頑張ろう!という感じ」

とにかく笑顔が印象的な中橋さん。そのモットーは美術館の目指すところでもあります。

(中橋惠美子館長)

「今回おもちゃ美術館という舞台ができた。ここは子育てをしている親子だけではなくて、独身の人、サラリーマンが帰りにふらりと寄って、子供たちと関わることで、“あの子はオレが育てた”とか、“あのお姉ちゃんに教えてもらった”という多世代交流、子供を中心に笑い合える、そんな舞台にしたい」

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