
広島・新井貴浩監督=マツダスタジアム(撮影・沢野貴信)
(オープン戦、広島1―2オリックス、18日、マツダ)広島は逆転負けで2つの引き分けをはさみ3連敗。打線は7安打1得点どまりだったものの、投手陣は2失点と踏ん張った。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は次の通り。
──先発の森は4回3安打2失点、6四球
「本人も納得していないと思う。彼の持っている半分も出せていない。何が原因なのか。『メンタル的にテクニカル的に自分でしっかり整理してやってくれ』と言った」
──今後は
「『しばらくはファームの方で投げてくれ』と伝えた」
──D5位・河野(大阪ガス)は1回を完璧に抑えた
「安定感がある。落ち着いている」
──開幕1軍は当確
「それはまだ競争している。でも安定感はみんなが認めるところ」
──勝ちパターンでの起用は
「もちろん。パターンってシーズン入っても決まるとは思っていない。いろいろな投手を起用しながら成長して出てきた選手で決まっていく。競争はシーズンが入っても続く」
──春季キャンプは2軍調整していた松山がこの日から1軍に合流。キャンプ前に伝えたことがあると
「彼の打撃はみんなが認めるところ。『3月の中盤に合流するからしっかり調整しておいてくれ』と伝えていた」
──四回には激走で遊撃内野安打
「打撃はやっぱりさすが。結果ではなくボールへの入り方や反応の仕方」
──試合前練習では栗林が腰の張りでWBC日本代表離脱後初めてブルペン投球
「『楽しかった』って言っていたし、投げ終わって今は問題ない。明日の状態を確認しないといけない。今日は彼にとってはいい日だった。よければ次の段階に上がっていく」
──坂倉が一塁で途中出場
「100%ないとは言い切れないけど、(一塁で)スタメンは考えていない。先発マスクからファーストに回ることを想定して今日は途中からだった。試合展開でどうなるか分からない。スコアレスでいっているときにマクブルームが出て代走で、点が入らない。そこに坂倉がファーストで、会沢が(捕手で)入ってと、いろいろなケースを考えて準備はしておこうという感じです」