天理・中村監督が選手間ミーティングを禁止!恩師死去後、初の甲子園で弔い星狙う

天理・中村監督が選手間ミーティングを禁止!恩師死去後、初の甲子園で弔い星狙う

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2021/02/24
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初戦の相手が宮崎商に決まり、過去の大会の優勝碑の横で気合を見せる天理・達孝太=天理高校・親里野球場(撮影・高部洋祐)

「第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会」(23日)

2年連続25回目の出場となる天理(奈良)は、大会第2日第1試合で宮崎商と対戦する。天理OBで、阪神や近鉄でプレーした中村良二監督は早速、試合映像を見て対戦に備えた。

動きは速かった。この日の抽選後、グラウンドでの紅白戦を終えてから映像に見入った。「各地区のレベルを見たいなと言っていて、データや(試合を)録画したものを取り寄せられていたので」。先発投手や打線の構成など、宮崎商の特徴を確認した。

今大会に向け選手間ミーティングを“禁止”している。狙いはコミュニケーション向上を図るため。「意味が無いって。もっとプレー中に言葉を掛け合いなさい、と。結局、みんなで集まってミーティングしても、キャプテンや副キャプテンが中心になって、そういう人たちしか声(意見)が出てない」

選手ミーティングを廃止したのは先週からだ。「プレーに関わっている、関わっていないに関係なく気付いたことをその場で言えるように。そうなれば雰囲気も良くなる」。中村監督の意図を理解した選手たちはノック中など、お互いに気付いたことを指摘するように。プロ注目右腕・達孝太投手(新3年生)は「普段のコミュニケーションも増えている」と効果を実感している。

準備は進めている。あとは亡き恩師に勝利を届けたい。昨年10月に1986年と90年夏の甲子園優勝監督でもある橋本武徳総監督が亡くなった。86年に主将を務めていた中村監督が胸中を吐露する。

「僕には特別な思いが当然あって。恩師が昨年10月9日に、お亡くなりになってから最初の甲子園大会。大それたことは言えません。優勝旗を持ち帰りますとかは言いません。けど、まずは初戦の1勝は、墓前へ『勝ちました』と言いに行きたい」

成長を見せる選手達への期待、そして恩師への感謝の思いを胸にして聖地で指揮を執る。

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