東レ主将・黒後愛「最後まで貫けなかった」V逃す

東レ主将・黒後愛「最後まで貫けなかった」V逃す

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/23
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東レ対JT 第1セットを奪って喜ぶ黒後(左から2人目)ら東レの選手たち(撮影・中島郁夫)

<バレーボール・Vリーグ:東レー1-3JT>◇21日◇女子1部決勝◇東京・大田区総合体育館

リーグ無敗でファイナルステージに進んだ東レは、昨季王者の前に涙をのんだ。

今季からキャプテンに就任した女子日本代表の黒後愛(22)は「楽しく、激しく、東レらしくをテーマにしていたけど、最後まで貫けなかった」と悔しさをかみしめた。

試合序盤は黒後や石川、リーグ得点王のクランを中心に攻め立て1セット先取。その後は勝負強いJTに流れを与え、逆転負けを喫した。試合後にコート上で優勝セレモニーが行われた様子をじっと眺めていたことを振り返り、黒後は「やっぱり勝ちたかった」。初受賞した敢闘賞にも笑顔はなかった。

東京・下北沢成徳高卒業後、17年に東レに入団。18歳で代表に初選出され、今や東京オリンピック(五輪)を目指すチームでも欠かせない存在に成長を遂げている。今季は所属チームで主将という重責を担い、周囲への感謝をさらに実感するようになった。「1人で戦っているんじゃないと改めて感じました。キャプテンをやっていなかったら、見ている世界も違ったと思います」としみじみと語っていた。

コロナ禍で満足に練習ができない状況になったり、試合が延期を余儀なくされたり。例年以上に苦しいシーズンだったが、ベンチにいるメンバーやスタッフのおかげで存分にプレーできた。その感謝をコートで表現したかったからこそ、準優勝という結果には納得いかない。

主将に抜てきした黒後について、越谷章監督は「どうまとめるのか非常に苦しみ試行錯誤していたが、チームを引っ張る気迫やリーダーシップが結果につながった」と評価した。

タイトルが懸かった大一番で勝ちきるチームへと変貌を遂げる。宿敵の優勝セレモニーで感じた悔しさをバネに、22歳は来季こそはと雪辱を誓っている。【平山連】

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