本格的な積雪の季節が近づいています。岩手県盛岡市は21日、除雪を行い冬道の環境を守る車両の出動式を行いました。
21日の出動式では、盛岡タカヤアリーナの駐車場に除雪車や凍結防止剤散布車など合わせて16台の車両が集まりました。盛岡市によりますと昨シーズンの降雪量は平年並みだったものの、一度に降る雪の量が多い日があり、玉山地域で記録した12回の「一斉除雪」は、過去5年で最多です。除排雪を巡っては例年、市民から苦情や要望が寄せられることから、市は今シーズンから業者に一斉除雪を指示した際に情報をSNSで発信し市民との共有につなげます。
(盛岡市道路管理課雪対策室 武居 永 室長)
「寒さが厳しくなることも想定しながら路面状況への対応など準備をしっかりと進めていきたいと思います」
式では除雪の委託業者による安全の宣言が行われると、会場近くの保育園の園児から作業に当たる人の代表に鍵のレプリカが手渡され、車両がそれぞれの担当地域に出発しました。