重症化リスクも“息で判定”新型コロナの画期的検査

重症化リスクも“息で判定”新型コロナの画期的検査

  • テレ朝news
  • 更新日:2020/10/19
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新型コロナウイルスの検査方法で、画期的な技術が公開されました。東北大学と島津製作所が開発した手法で、吐いた息を水分にして採取し、その中からウイルスやタンパク質、代謝物などを検出します。それを解析装置にかけることで、約1時間後には感染しているかどうかわかるといいます。
東北大学大学院・赤池孝章教授:「PCRの場合は、ゲノム配列を調べるところまでやらないので、我々の方法の方が精度が高くて特異的だと言える。呼気のサンプルを使ったPCR検出も技術的には可能だが、より精緻な分析となれば、きょう紹介した装置が一番ベスト。我々としては世界最高峰ではないかと」

さらに、感染の有無だけでなく、重症化リスクも判定できるといいます。
東北大学大学院・赤池孝章教授:「我々の呼気のサンプルだと、肺炎が起こっているか、肺でウイルスが増えているか、そういう情報まで得られる。ウイルスの診断だけではなくて、重症度とか、予後とか、治療した場合の判定とか、様々な視点から応用できるサンプルが採取できる」

鼻やのどの奥をぬぐって検体を取る方法に比べ、患者の負担が少なく、くしゃみなどによる飛沫の心配もないため、医療従事者への感染リスクも低くなります。自宅で利用できるようになれば、無症状者や軽症者の早期特定も可能になります。東北大では臨床試験でデータを集め、早ければ1年後にも、実用化に向けた申請を目指したいとしています。

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