◇巨人紅白戦 白組1―0紅組(2021年2月22日 沖縄セルラー)

巨人紅白戦の5回、マウンドに上がった中川は三者三振に打ち取る(撮影・森沢 裕)
巨人の6年目左腕・中川が守護神候補に浮上した。原監督が「あれだけ腕の振れるピッチャーはそうはいない。クローザーという形でやってくれればな、というふうには思っています」と構想を披露した。白組の5番手で登板した中川は、1回を3者連続三振。2死で迎えたドラフト5位・秋広(二松学舎大付)にクイックで投げ「(周囲から)“大人げない”と言われました。秋広君にクイック使ったりとかしていたので」と苦笑いを浮かべた。昨季はデラロサが守護神を担い、主に8回を務めた中川は、37試合登板で防御率1・00と安定感を誇った。
▼巨人・戸根(紅組で先発し2回2安打無失点)良い球と悪い球がはっきりしていたので修正したい。「(ストライクゾーンの)四隅を狙っていこう」と桑田コーチと話していたので、意識しながら取り組めた。