これは、作者・ゆいな(@yuina.kajima)さんが大学生のときのお話。オリエンテーションをきっかけに行動を共にするようになった美姫・華との付き合い方に悩み、友だちとは何か改めて考えるさまを描いています。大学1年の後期ごろから、徐々に授業をサボりだす美姫と華。ゆいなさん頼りの2人にモヤモヤしながら2年生に上がりますが…。『友達だと思っているのは自分だけかもしれない』第15話をごらんください。

©yuina.kajima

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ゆいなさん自身、ひとりになりたくないという理由があって美姫と華と一緒にいることを自覚していました。そのため、一方的に2人のことを悪くは思えないというのが心情のようです。
そもそも2人のことが嫌いなわけではないので、やはり一緒にいたいのは変わらないゆいなさん。理解ある友人に話を聞いてもらったからこそ、自分の気持ちを再認識できて、よかったですよね。いまだ消えぬモヤモヤともうまく付き合っていくことが大切です。
大切なのは損得ではなく、誰とどう付き合いたいか

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大学生になったばかりのゆいなさんは、学部内で1人でいることに危機感を覚えていました。そんなとき、オリエンテーションで高校の同級生・美姫と華に再会。ひとりぼっちを回避できたことに安堵(あんど)します。一緒に過ごす時間は楽しかったものの、徐々に2人はゆいなさんにノートを借りて授業をサボったり、急にランチをすっぽかしたりするように。ゆいなさんはモヤモヤを募らせていきました。
1人は心細いから友達と一緒に居たいと考えていたゆいなさんですが、それまで隠していた本音と向き合い、自分の気持ちに従って行動することにしました。相手との関係が友達といえるのか違和感を覚えたなら、ほどよく距離をとるのも大切かもしれません。
それぞれ価値観が違う人間関係の中で、自分は誰とどう過ごしたいのか。改めて考え直したくなる作品です。
sa-i