阪神青柳晃洋8回2失点粘投で5勝「めちゃくちゃデカいよ」矢野監督が絶賛

阪神青柳晃洋8回2失点粘投で5勝「めちゃくちゃデカいよ」矢野監督が絶賛

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/11
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楽天対阪神 7回裏楽天2死二塁、小深田(左)を投直に仕留めた青柳(撮影・江口和貴)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天2-3阪神>◇11日◇楽天生命パーク

阪神先発の青柳晃洋投手(27)が、プロ初勝利の仙台で8回2失点と粘投し、今季5勝目を挙げた。

楽天涌井との投手戦は先に失点する苦しい展開。初回に糸原の失策から先制点を許し、2回にも茂木の10号ソロで2点目を失った。それでも「何とか最少失点でという気持ちで、ずっと投げていました」と粘りの投球で3回から「0」を重ねた。

好投が6回、マルテの12号2ランを呼んで逆転。「マルちゃんの1発のおかげで勝つゲームだったので、ホント、何とかその点数を守ろうと頑張って投げました」。1点リードを8回まで守り抜き、守護神スアレスに直接バトンを渡した。矢野監督も「めちゃくちゃデカいよ。(序盤に)ガクッと来そうな感じのところを、8回までいってくれたのはすごく助かった。一番勝利の貢献度は高いよね」と絶賛した。本来の8回の男岩崎が戦列を離れリリーフ陣が苦しい中、2試合連続で8回まで投げ抜いた。

球場名が「コボスタ宮城」だった16年6月1日、ルーキーだった青柳はプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。予定していた先発横山が故障し、代役で5回3安打1失点。「あの時はもうホント、何だろうな。プロ野球選手じゃなかったというか、多分アマチュアみたいな投球だった」と思い返した。それ以来の仙台のマウンド。5年前は制球難で5回5四死球を与えたが、5年後はしびれる展開で8回1四球2失点。「初登板の場所でこういう投球ができたので、すべてが成長かなと思います」。穏やかな言葉の中に、先発の柱としての自信がにじみ出た。

今や東京五輪の侍ジャパンに選出濃厚なほど、変則下手投げ「クオータースロー」への期待度は高い。今季は甲子園での先発が3度雨で流れるなど「雨柳さん」ぶりを発揮し、球宴ファン投票セ先発部門でも3位と人気が高い。人気も実力も球界を代表する選手に成長したと実感する、仙台の夜となった。【石橋隆雄】

◆阪神青柳のプロ初勝利VTR ドラフト5位入団した16年、6月1日の楽天戦(コボスタ宮城)にプロ初登板初先発。故障で離脱した横山の代役先発マウンドで、当時の金本監督に「バッターの打ちにくさに期待して出した」と送り出された。5回で3安打5四球も要所で粘って1失点に抑え、狩野恵輔の3ランなど援護も受けてプロ初勝利を挙げた。阪神新人右腕のデビュー戦先発勝利は1959年(昭34)村山実以来で、ドラフト制後の5位以下では球団初の快挙だった。

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