中盤以降勝負の作戦ズバリ 千葉開が栗原慶太に最終回TKO勝ちで新王者「夢のような瞬間だった」

中盤以降勝負の作戦ズバリ 千葉開が栗原慶太に最終回TKO勝ちで新王者「夢のような瞬間だった」

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2022/09/23

◇プロボクシング 東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦(2022年9月22日 後楽園ホール)

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千葉(左)は12回に猛攻を仕掛けてTKO勝ち

東洋太平洋バンタム級13位の千葉開(29=横浜光)が王者・栗原慶太(29=一力)に12回50秒TKO勝ちし、新王者となった。2度目のタイトル挑戦を実らせた千葉は18戦15勝(9KO)3敗。昨年10月に獲得した王座の初防衛に失敗した栗原は24戦16勝(14KO)7敗1分け。

千葉が戦略どおりの戦い方で「夢だった」というプロのベルトを手に入れた。前半は足を使って栗原の攻撃をかわすことを重視し、4回終了時の公開採点はジャッジ3人とも37―39。「フルマークなら焦ったけど、後半は自分のペースになる」と確信し、7回から「体を密着させたら嫌がっていた」感覚から、超至近距離で猛攻を仕掛けた。右のカウンターが面白いように決まり始め、8回終了後の公開採点は3者とも76―76のイーブン。10回に捨て身の攻撃をしてきた栗原が完全に疲弊し「表情で分かった。これでいけると確信した」と攻勢を強め、最終回はめった打ちにしてレフェリーストップを呼び込んだ。

昨年5月、同じタイトルの王座決定戦で中嶋一輝(大橋)に判定負け。10月の再起戦でも敗れて2連敗し「成長していないと凄く感じた」。新たに横浜光ジムのトレーナーとなった元東洋太平洋フライ級王者ロッキー・フエンテス氏に師事すると、考えすぎていたというボクシングをシンプルに実践。「結果に関わらず最後の挑戦と思って、一日一日を最後と思って過ごした。初めて試合前にプレッシャーがなく、ワクワク感だけで試合に入れた」という。

「ボクシングをやっていた証しとして、ベルトを巻くことが夢だった」という。勝利を告げられると喜びをかみしめ「夢のような瞬間だった」と振り返った。今後については「落ち着いてから考えたい」とし、栗原が持っていた世界ランクの獲得についても「自分のレベルが一気に上がったとは思わない。地道にやって、もっと上を目指していきたい」と冷静に話した。

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