宮城県大和町では、縁結びにご利益があるとされる「島田飴」づくりが行われています。縁起物の島田飴は12月のまつりで販売されます。
【写真を見る】縁起物「島田飴」恋わずらいで寝込んだ神主のために村人たちが作った飴の効能は 宮城・大和町
大和町内の工房で「島田飴」をつくっているのは、地元の伝承会のメンバーです。飴づくりは、11月6日から始まり、砂糖を加えて練った水あめを原料にして全て手作業で行われています。
島田飴は、花嫁の髪型「島田髷」をかたどった飴細工で、およそ400年前、花嫁への恋わずらいで寝込んだ神主のために村人たちが作って神社に奉納したところ、病が回復したという言い伝えがあります。
島田飴まつり伝承会のメンバー:
「ひとつひとつ丁寧につくって、みんなが笑顔になれるようにつくっている」
「みなさんに良いご縁があればと思い心を込めてつくっている」
縁結びのご利益があるとされている島田飴。12月14日、大和町の吉岡八幡神社で開かれる「島田飴まつり」で、1500個限定で税込み1個2000円で販売されます。