◇練習試合 日本ハム5―2中日(2021年2月21日 名護)

<日・中>5回、2点適時打を放つ今川(撮影・高橋茂夫)
日本ハムのドラフト6位・今川(JFE東日本)が持ち前の勝負強さを発揮した。5回2死二、三塁から4番・中田の代打で登場すると、左前へ2点適時打。7回も右前打して2打数2安打だ。
「持ち味が勝負強さなので、代打での打点は自信につながる。追い込まれたけど、自分のスイングができました」。前日の楽天戦はスタメンで4打数無安打。それだけに代打出場からの2安打は価値がある。7回の右前打は一塁線を破ったものだが、強いスイングで左方向へ引っ張る打球が中心の今川にとって「野球人生で初めて。自分でも驚いた」という一打。それもセンター方向を意識した打撃に取り組んだ成果だった。
試合後に23日から2軍の国頭キャンプに合流することが決定。それでも、今川のアピールは続く。