ドン小西、連載で「ざっと4億円は損」 デザイン契約も打ち切りに

ドン小西、連載で「ざっと4億円は損」 デザイン契約も打ち切りに

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  • 更新日:2021/06/11
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ドン小西

ファッションデザイナーのドン小西さんが「週刊朝日」で連載する「ドン小西のイケてるファッションチェック」が1001回に突入。過去のスペシャルを蔵出しします!(一部敬称略)

【写真】珍獣…じゃなかった個性派揃いの政界インパクトファッション

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思い出すよな。テレビ局で会った1ドン議員(注:連載でのファッション評価。満点は5ドン)ににらみつけられて、動けなくなったり。タレントの服にツッコんだら、巡り巡って企業のデザイン契約を打ち切られたりさ。さっき計算してみたら、この連載でざっと4億円は損してるんですけど。でも人様の着ているものに意見するんだもの。こっちもリスクを負って本音でぶつからないと。

振り返ると、人生上り調子の人は、それだけでキラキラ見える。でも10年後、服までダサくなってることも多いんだよ。ファッションは内面を映すけど、その内面も時代とともに変わっているってことだよね。有名人のみなさん、最終回じゃないのでご心配なく。これからも盛大に見せてくださいね。

【こどもファッション大賞】(2011年12月)

★親のアクセサリーか?と心配したキッズたち。でも予備校生風のスリちゃんら普通に育ってよかったね

震災後の日本では子役が大活躍。また原点回帰や自然志向がトレンドとなると、ハリウッドセレブたちの間でもわが子自慢が流行。トイレも行かないような雲の上の存在だったスターたちの庶民化も進んでいく。子供服では、大人の縮小コピーのようなデザインが主流に。「個性が育たない」とドン

【政界インパクトファッションスペシャル】(2010年12月)

★珍獣…じゃなかった個性派揃いだよね。今はまともに見える人も10年後に見たらもしや?

10周年記念では、オシャレ化が進んだ政界ファッションの10年を特集。ブランド品に身を包み“劇場”を盛り上げた小泉純一郎元首相を筆頭に、国民の目を点にしたブルードレスや海外にも配信されたド派手シャツなど、政界ファッション黎明期ならではの混乱もつぶさにツッコミ

【謝罪ファッション大賞!】(2007年12月)

★社会性の有無がもろ見えた当時の謝罪ファッション。今はさすがにファーとか、いないよね

船場吉兆のささやき女将から、退陣表明が招いた混乱を謝罪した安倍晋三元首相まで、歴史に残る謝罪会見が続発した07年は、スペシャルで謝罪ファッションを特集。成功大賞は、究極の地味スーツで登場した千草宗一郎・関西テレビ社長(当時)、失敗大賞はファー着用のボクサー亀田大毅に

【東京五輪ゴタゴタ元年スペシャル】(2015年12月)

★人気取りを目論んだ政治家が、世論に振り回されたのがケチのつき始め。ザハのスタジアム、カッコよかったよな

エンブレム、スタジアム、観光ボランティアユニホームなど、一度は決まった五輪絡みのデザインを次々ひっくり返す事態に。ふと当事者たちのファッションに目を向けると、「未来のビジョンが見えないファッションばっかり」とドン喝。そうそう、5年後が見えていれば……

※週刊朝日  2021年6月18日号

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