京産大「進化を常に」前哨戦快勝で収穫と課題実感

京産大「進化を常に」前哨戦快勝で収穫と課題実感

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/10/17
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前半、トライをアピールする京産大の選手たち(撮影・松本航)

<関西大学ラグビー交流試合:京産大31-12立命大>◇第2節◇17日◇大阪・鶴見緑地球技場

今季から15年ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表の伊藤鐘史新監督(39)率いる京産大が、初陣を飾った。11月8日のリーグ初戦で戦う立命大に31-12。全国大学選手権が懸かるリーグ戦へ弾みを付けた。

今季は新型コロナウイルスの影響により、8大学がそろわない状態で“前哨戦”の交流試合を実施。リーグ戦は2組に分けて総当たりを行い、順位決定戦を含めた計4試合の短期決戦で順位を付ける。同大は35-12で関大を下し、交流試合2連勝とした。

◇   ◇   ◇

この緊張感に飢えていた。試合前のロッカー室。京産大伝統の赤紺ジャージーに身を包み、体を震わせた選手にOB監督は言った。

伊藤監督 80分間、誰にも邪魔されない。思い切りやってきなさい。

昨季まで47年間率いた大西健前監督(現相談役)も見守った。春はコロナ禍で約4カ月間のチーム活動自粛を余儀なくされ、今季の実戦は1試合だけ。前半4分、ロック樋口誠也(4年)が相手防御をこじあけて先制トライ。同15分にはラインアウトから得意のモールで追加点を挙げ、FWによる前半5トライで主導権を握った。伊藤監督は「暴れる牛が『早く外に出してくれ!』と言っているようだった。素晴らしいスタート」と教え子をたたえた。

感染防止対策で2人部屋の寮は1人だけで利用。例年、選手が畳の部屋で鍋をつつき、体作りと結束を育む「栄養合宿」もなくなった。他大学同様いつもと勝手が違う。後半はラインアウトで苦戦し、反則が激増。0-12に終わり、フランカー田中利輝主将(4年)は「僕たちは進化を常に求められる」と日本一へ収穫と課題を実感した。

11月7日開幕のリーグ戦は関西4連覇中の天理大と別組。だが、各組同順位同士の順位決定戦で対戦の可能性がある。日本一へ進化は欠かせない。【松本航】

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