
いわき市の宮小学校の校庭の一角では、市内の飲食店が作った鍋いっぱいのカレーや、おにぎりをボランティアが配っています。
食事を提供している鯨岡沙緒理さんは「少しでもここに来てホッとしてもらって、おいしい食べ物を食べて、また頑張ろうって気持ちになってくれればいいかなと思ってやっています。」と話します。
自宅が浸水した人や、片づけを手伝っている人たちに、17日から無料で配られています。
この地域では、ガスが使えなくなっている住宅もあり、温かい食べ物は疲れがたまっている住民の心と体を癒しています。
自宅が床上浸水したという住民は「まだまだこれから床下やったり、いろいろあるので時間がかかると思います。すごく助かりますね。」と感謝していました。
食べ物の配布は、他に内町小学校でも行われていて、午前11時から午後1時半の間、9月24日まで、毎日続けられる予定だということです。